2014年5月18日日曜日

イカの石



イカの石
不思議はまだある。正統的考古学者からは無視されてきたこの「イカの石」には、人類史の書き換えをも迫る驚くべき考古学的事実が隠されているとの評価がある。

Ica 模様石に秘められた謎(ペトラトゥ&ロイディンガー著)によれば、半世紀ほど前、ペルーの砂漠地帯から、大昔のものと思われる線刻文様石が、カブレラ博士によって多数発見されたことに端を発する。これらの石の表面には絵が刻まれていました。

 絵の種類は、性行為、偶像、心臓切開手術や脳移植手術の模様など様々でしたが、最も驚くべきエッチングは恐竜のものでした。ブロントサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルス、翼竜などの絵が刻まれていたのです。人間が恐竜を狩る絵や、人間が恐竜に襲われる絵やPangeaと思しき(現在の五大陸は25000万年前には一つに固まっていた。およそ8000万年前、大陸は新たに離れはじめ、次第に現在の位置に近づいて行った)線刻画もありました。
いまやその数は5000超とのこと。懐疑派はイカの石を偽物だとみなしていますが、今のところその信ぴょう性は証明されていないし、反証されてもいません。

そして、 
「人類は従来考えられてきたよりずっと古くから地球上に存在しているのです。何らかの原因によって、人類が文明の発達した状態から原始状態へと逆戻りする状況が生じました。逆戻りした人類は、また一から始めなければなりませんでした。このような状況が、おそらく数度起こったものと思われます」
「かつて地球上で幾種類もの人類が発生・死滅を繰り返してきた」と説く。
 
さらに、「マヤ」という語の広い分布に注目する。
「ツタンカーメン王の宝物管理者の名がマヤ」
「インド哲学では・・世界の起源、幻想の世界」 
「サンスクリット語では・・偉大な、尺度、母、起源」
「釈迦の母の名前・・マヤ夫人」
「叙事詩マハーバーラタ・・占星術師、天文学者、魔術師、建築家を兼任する人物はマヤ」
加えて、
 アンデスの秘密めいた地下トンネル網・秘密の洞窟(未公開)、標高4000mにある古い時代のマルカワシ遺跡・地下通路の存在とその研究進捗を促す。 

また、以下を指摘する。
「化石のコンピューター分析からは、2600万年に一度の割合で定期的に生物種の大量絶滅が起きている」
「ひとつの種の平均寿命が400万年しかないことを考えれば、14000万年を生き延びた恐竜はきわめて適応能力の高い種であったと言える。ただし、爬虫類は、生物学的にほとんど変化しないままに、34000万年生き延びてきた」
「サルと人間という近縁の二種だけが、蛇やワニのような大型爬虫類に対して本能的な恐怖心を抱く」
1億年前までは地球上のどこにも花は存在しなかった」
「人類の脳の出現と進化は不可思議である」
「地球磁場が種の発生と絶滅の原因なのか」と問いかける。

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