2009年5月31日日曜日

オープンセサミ

 *オープンセサミ
 三人の男が無人島に漂着した。ある日三人が浜辺を歩いていると魔法のランプが落ちていた。一人がそれを拾って、こすると、中から魔人が出てきて「一人ひとつずつ願いを叶えてあげよう」という。
 一人目の男は「家に帰りたい」と言うと、その男は消えて家に帰った。
 二人目の男も「家に帰りたい」と言い、その男も消えて家に帰った。
 三人目の男に魔人が「お前が最後だ、お前はどうして欲しい?」と聞くとその男は少し考えてから言った。
 「友人が二人ともいなくなって、こんな無人島に一人ではさびしい。さっきの二人をココに戻して欲しい」


 *贈り主の正体
 田中夫妻は郵便箱を開けてびっくり。入手困難な演奏会のチケットが二枚と添え書きがあった。“誰からの贈り物か当ててください”
 誰からのギフトか分からないまま夫妻は演奏会を楽しみ、帰宅してみると、家の中のめぼしい物はほとんど無くなっていた。テレビもDVDもコンピューターもなくなっていた。キッチンのテーブルの上に手紙が置いてあった。
 “贈り物が誰からか、これで分かりましたね”


 *宝くじ
 政府発行の宝くじを普及させるための作戦会議が開かれていた。議長が出席者の意見を聞いた。
 「国の借金がここまで増えては、外郭団体への補助金が取りづらくて困っている。この際国民一億、宝くじ中毒にさせたい。いいアイディアはないかね?」
 さっそく手を挙げたのは、宝くじのからくりに詳しいワル知恵役人。
 「中学や高校の数学で“統計と確率”を教えないことにしたらどうでしょうか?」


 *ボクのおばあちゃん
 A「ボクのおばあちゃん86歳になるのに悪い歯なんか一本もないんだぜ」
 B「すごいねー、手入れが良いんだろうね。スーパーおばあちゃんだ」
 A「だって総入れ歯だから」

0 件のコメント: