*オープンセサミ!
三人の男が無人島に漂着した。ある日三人が浜辺を歩いていると魔法のランプが落ちていた。一人がそれを拾って、こすると、中から魔人が出てきて「一人ひとつずつ願いを叶えてあげよう」という。
一人目の男は「家に帰りたい」と言うと、その男は消えて家に帰った。
二人目の男も「家に帰りたい」と言い、その男も消えて家に帰った。
三人目の男に魔人が「お前が最後だ、お前はどうして欲しい?」と聞くとその男は少し考えてから言った。
「友人が二人ともいなくなって、こんな無人島に一人ではさびしい。さっきの二人をココに戻して欲しい」
*贈り主の正体
田中夫妻は郵便箱を開けてびっくり。入手困難な演奏会のチケットが二枚と添え書きがあった。“誰からの贈り物か当ててください”
誰からのギフトか分からないまま夫妻は演奏会を楽しみ、帰宅してみると、家の中のめぼしい物はほとんど無くなっていた。テレビもDVDもコンピューターもなくなっていた。キッチンのテーブルの上に手紙が置いてあった。
“贈り物が誰からか、これで分かりましたね”
*宝くじ
政府発行の宝くじを普及させるための作戦会議が開かれていた。議長が出席者の意見を聞いた。
「国の借金がここまで増えては、外郭団体への補助金が取りづらくて困っている。この際国民一億、宝くじ中毒にさせたい。いいアイディアはないかね?」
さっそく手を挙げたのは、宝くじのからくりに詳しいワル知恵役人。
「中学や高校の数学で“統計と確率”を教えないことにしたらどうでしょうか?」
*ボクのおばあちゃん
A「ボクのおばあちゃん86歳になるのに悪い歯なんか一本もないんだぜ」
B「すごいねー、手入れが良いんだろうね。スーパーおばあちゃんだ」
A「だって総入れ歯だから」
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