2014年7月14日月曜日

解放されたゾウが「涙」

虐待50年、解放されたゾウが「涙」流し話題に インド
救出されたゾウの「ラジュ」が流したという涙が話題になっている

解放されたゾウが「涙」流す
 インド北部マトゥラー(CNN) インドで50年間も鎖につながれ、虐待を受けてきた1頭のゾウが助け出された。この時ゾウが涙を流したとされる場面のビデオが、インターネット上で大きな話題を呼んでいる。
 このゾウは、野生動物の救助活動に取り組む団体、ワイルドライフSOSが今月4日、北部ウッタルプラデシュ州アラハバードで解放した「ラジュ」。チームが到着すると、目から「液体」があふれ、両方のほおを流れ落ちたという。同団体の幹部は「私たちも深く感動した。ゾウがあんな風に泣く姿は見たことがない」と振り返る。
ビデオは3日後に動画共有サイト「ユーチューブ」に掲載され、閲覧回数はすでに100万回を超えた。

 救出には、野生生物の専門家10人と当局の職員30人のチームで8時間かかった。ラジュは太いとげのついた足かせをはめられ、栄養失調に陥っていた。足かせを外された後、今度はうれし泣きのような涙を流したという。
 同幹部は「科学的にどうなのかは不明だが、私たちが助けに来たことが分かったようだ」と話す。専門家によれば、ゾウは感情をよく表すことで知られている。
チームによると、ラジュは生まれた直後に捕らえられ、人から人へ30回近く売り飛ばされた。主人に従わせるためと称して強く殴られたり、拷問に使うような道具で虐待されたりしたようだ。物乞いに利用されたほか、結婚式などの祝い事に貸し出されることもあった。平均5トン程度になっているはずの体重は、その半分しかない。

 インドではゾウの取引や商業利用などの不法行為が横行している。ワイルドライフSOSは2011年以降、虐待を受けていたゾウ11頭を救出した。だが古くからの風習や貧困などの理由で、人々の意識はなかなか変わらない。

 晴れて自由の身となったラジュだが、専門家らによれば、人間の優しさを受け入れられるようになるまでには何年間もかかる見通しだ。2014.07.13 Sun posted at 13:28 JST CNN

もしも地球が立方体だったら

もしも地球が立方体だったら…奇想天外なSFを気象学者らが真面目に監修
木星から帰還すると地球が立方体になっていた(日本科学協会提供)

 食糧不足、気候変動、水・環境問題など人類を取り巻く難題は尽きない。これを解決するのはほかでもない科学技術の力なのだが、研究室にこもってばかりではアイデアは枯れてくる。時には、頭に刺激を与えることも必要だ。

 「惑星が四角くなったら?ましてや地球が立方体だったらどういうことになるだろう」

 ありえない奇想天外な設定に、気象学や海洋学、生態学などさまざまな分野の研究者が真剣に議論を交わした内容を映像化した「Cubic Earth(キュービック・アース) もしも地球が立方体だったら」の後編が今月、公開された。

□大気や海水はレンズ状

 前編は昨年2月に発表。木星から帰還中の宇宙船がトラブルに遭い、地球に戻ろうとすると、なんと地球の形が立方体になっていた。着陸するにも、重力の向きの関係で、平面に見える場所でも急な勾配があることや、大気が6つの平面の中央部に張り付くように存在すること。その大気の中央が盛り上がっているため、中心部の地表では、365気圧、摂氏500度以上となることなど科学的考察に基づいて描写されていた。

□空飛ぶイカ、海の真ん中に巨大な台風

 後編では、人類など高等生物を探して海のある面に向かう。そこには、最大で高さ300キロメートルに盛り上がったレンズ状の海があった。

 海面の中央には巨大な台風が常駐。台風は、海面水温が高いと水蒸気のエネルギーが次々に加わって風速が強まる。海岸でも65度、9気圧で、地球上ではありえないようなエネルギーの渦を作り出す。一方で、大気の厚みがあるため、海岸付近では気圧も約9気圧と高く、パワーはあっても風速は遅くなり、差し引けば現実の地球での台風と同レベルの風速だ。偏西風などがないため、台風が中央に留まっているのも特徴。
 これが、本来なら死の海であるはずの深い海の水を撹拌(かくはん)し、生態系循環を作り出し、優良な漁場になっているという。

 海に入るとイカのような巨大な動物が飛行している。これは、空気密度が高いために飛行する動物が進化しやすいという考察による。

□「立方体地球」人の存在は?

 海のない面では月面のようだった地表も、海のある面では、雨水が豊富で、陸地は植物に覆われていた。農業を行っているようすもみられた。海を起源とする立方体地球人だが、アドバイザーとして協力した高橋正征東大・高知大名誉教授(生態学)は、「どうして立方体地球人が、本来、栄養素としては必要としないデンプン質を求めているのかなど、考える余地は多い」と話す。立方体地球人の姿形も、想像力を膨らませる。(原田成樹)

     ◇

 製作著作は、日本科学協会。気象に関するホームページを作ろうと考えた際、すでにインターネット上に大量に知識はあった。そこで、知識を得るのでなく考えさせるサイトを作ろうと、「空想気象学」を思いついたという。監修陣の「議長」、木村龍治東大名誉教授によると、今回の映像は地球が立方体だった場合に描ける「あくまで一つの例」に過ぎず、絶対的な答えはないと話す。むしろこの動画を見て、ああではないか、こうではないかと、自由に疑問や意見を述べあうのが正しい利用方法だろう。


 映像は、同協会のホームページ(http://www.jss.or.jp/fukyu/cubicearth/)でみることができる。また、同協会は小学校高学年以上を対象に10月から、出前講義(講師への謝金など必要)や映像DVDの貸し出しなども実施する。問い合わせは、同協会「立方体地球」係(電)03・6229・5365。 2014.7.12 18:00 産経ニュース

2014年7月8日火曜日

翼6メートル、史上最大の鳥

翼6メートル、史上最大の鳥 米国で2千万年前化石
史上最大の翼を使って滑空する鳥の想像図(米ブルース博物館提供)
 米サウスカロライナ州で発掘された二千数百万年前の鳥類の化石が、飛べる鳥としては史上最大となる翼を持っていたことが判明したと、米ブルース博物館(コネティカット州)が8日発表した。翼を広げると端から端までの長さが6~7メートルになり、現在最大であるアホウドリの一種と比べ約2倍の大きさ。
 化石は、1983年に空港ターミナルの建設工事に伴って頭や翼、脚の骨などが出土し、博物館に保管されていた。恐竜が絶滅した後の2800万~2500万年前に生息した巨大な海鳥とみられていたが、体が大きすぎて飛べるかどうか疑問視されていた。
 コンピューターで化石の形状を解析したところ、地上から羽ばたいて飛ぶのは難しいが、坂を駆け下りてハンググライダーのように宙に浮き、滑空できるとの結果になった。長く細い翼は、効率的に揚力を得ることができ、いったん滑空すると長い距離を飛べたと考えられるという。2014.7.8 18:26  産経ニュース

2014年7月2日水曜日

サイバー攻撃のリアルタイム地図

世界で起きているサイバー攻撃のリアルタイム地図、米セキュリティー企業が公開
どの国がどの国を、どの攻撃方法で標的にしているのかがリアルタイムでわかるマップを紹介。
米国のセキュリティー企業Norse社は、世界のどこからどこへサイバー攻撃が行われているのかリアルタイムでわかるマップを公開している。http://map.ipviking.com/

40カ国以上に存在する多数のダークネットから発する脅威の最新情報を、随時、収集して分析している」とNorse社は説明する。「表示している攻撃は、Norse社のハニーポットに対する最新のトラフィック流入の一部に基づいており、常習犯による世界のサイバー攻撃の実態を表している。いま、どの国が、どの国を、どの攻撃方法で標的にしているのか、ひと目でわかる」

このマップは、特にIntroversion社の名作ゲーム「DEFCON」になじみがある人にとっては、現実というよりもヴィデオゲームのように見える。しばらく眺めていると、米国と中国、両国からの多数の活動を目撃することになるはずだ。

このマップを気に入った人なら、おそらく、よく似たKaspersky社のマップも楽しめるだろう。こちらのマップでは、世界中にいる6,000万ユーザーへの攻撃がリアルタイムで表示される。WIRED NEWS (UK) 

2014年6月26日木曜日

宇宙急膨張の証拠観測、誤りか

宇宙急膨張の証拠観測、誤りか米研究チーム
 【ワシントン=中島達雄】米カリフォルニア工科大などの研究チームが今年3月、約138億年前の宇宙誕生直後に宇宙が急膨張したことを示す証拠を初めてとらえたと発表したが、この成果が誤りだった可能性が出てきた。
 研究チームは当初、南極に設置した電波望遠鏡で、宇宙の急膨張で生じた「原始重力波」の痕跡を観測したと発表した。佐藤勝彦・自然科学研究機構長と米物理学者アラン・グース博士が1980年代初めに提唱した「インフレーション(急膨張)」理論を裏付ける観測結果で、「ノーベル賞級の成果」と話題になった。
 ところが、このチームは今月19日、米国物理学会誌に新たに論文を発表、「観測した波の痕跡全体が、銀河のちりによって生じた可能性を排除しきれない」と明かした。原始重力波の痕跡観測という結論は撤回していないものの、「他の装置による、さらなる観測を待つ必要がある」と慎重姿勢に転じた。20140626 1733 Copyright © The Yomiuri Shimbun

キュリオシティ、着陸から1火星年

キュリオシティ、着陸から1火星年
 NASAの火星探査車キュリオシティが624日、火星に着陸してから1火星年(687地球日分)を迎えた。写真はドリル採掘地「ウィンジャナ(Windjana)」での“セルフィー”。

 キュリオシティは、岩石や土壌を採集して地質調査を行い、火星に生命が存在したかどうかを判断することをミッションの主なゴールとして、201111月に打ち上げられ、201286日(アメリカ東部夏時間)に火星に着陸した。


 NASAはキュリオシティのこの1火星年の大きな発見として、火星がかつて生物が生息可能な環境だったことを確認したことと、過去の川床の跡の発見を挙げている。 National Geographic News June 25, 2014

2014年6月25日水曜日

noblesse oblige

noblesse oblige
ノブレス・オブリージュ 言わずもがな、もとはと云えばフランス語の(noblesse oblige [nɔblɛs ɔbliʒ])、直訳では「高貴さは(義務を)強制する」の意味となる。
一般的に財産権力社会的地位の保持には責任が伴うことを指す。赤い隣国蛮人幹部連中に贈ることばである。
最近では主に富裕者、有名人、権力者が社会の模範となるように振る舞うべきだという社会的責任に関して用いられるようだ。
日本語では「位高ければ徳高きを要す」などと、英語では、フランス語の綴りをそのまま英語風に読んだノーブレス・オブリージュ(noblesse oblige [ /nəʊˈblɛs əʊˈbliːʒ/])のほかに、英訳・名詞化してノーブル・オブリゲーション(noble obligation [/ˈnoubl ˌɑbləˈgeiʃən/])とも言う。

一般的な用法ではないが、慇懃無礼あるいは偽善的な社会的責任について蔑視的に使われることもある。また、実際の歴史では、貴族などの特権贅沢を正当化する隠れ蓑となった側面もある。

 主に欧米に親族を送り込み不正蓄財し、いつでも逃げ出せる体勢を築く売国奴的輩と見紛うばかり。あるいは世界各地に侵略、覇権飛び地を作る気かと問いたくなる。礼節も品格もかなぐり捨てた世の中に存在してもらいたくない筆頭株。

さらにはきちんと対応する「弱小国」もあるなか、単なる「紙切れ」に頬を叩かれ、許容する国家、追随する国、取り込まれそうな「大国」のなんと多いことか。今こそ原点を見据えることの必要性を思うのであります。

2014年6月9日月曜日

衝突による月形成の直接的証拠発見



衝突による月形成の直接的証拠発見
 新しい方法で月の岩石を分析した結果、太古の衝突により月が形成されたことを示す直接的な証拠が発見された。これに伴い、長年議論されてきた仮説の信憑性が高まっている。
 
月が形成されるもととなった、地球と小さめの惑星の衝突の様子(イメージ図)

月の岩石はNASAのアポロ計画で収集されたものだ。今回、最新の走査型電子顕微鏡を使うことで、45億年ほど前に火星くらいの大きさの惑星が原始地球に衝突し、飛び散った破片が集まって月になったとする説を裏付ける化学的痕跡を、岩石中に見つけることが初めて可能になった。
 “テイア”と呼ばれる古代の惑星が地球に衝突。その際、無数の破片が宇宙空間へ飛び散り、それらが集まって月になった。このジャイアント・インパクト説は、1969年7月20日のアポロ11号の月面着陸を機に提唱され始めたもので、地球がこれほど巨大な月を持つ理由を説明付ける内容となっている。

 ドイツ、ニーダーザクセン州にあるゲオルク・アウグスト大学ゲッティンゲンのダニエル・ヘルヴァルツ(Daniel Herwartz)氏の率いるチームは、「Science」誌6月6日号でテイアに関する新たな分析結果を報告している。
 報告書には「多くの数値モデルから予測されるとおり、月の大部分がテイアの破片が集まってできたものだとすれば、地球と月の組成は異なるはずだ」とある。
 これまでの分析では、月と地球の岩石の化学組成の違いを特定するまでには至っていなかった。しかしヘルヴァルツ氏らのチームは、月の岩石中により重い酸素原子が約12ppm多く含まれるという、テイアの特徴を示す微細ではあるが極めて重要な違いを発見した。

◆浮遊惑星
 原始太陽系は射撃場のようなものだったとヘルヴァルツ氏は言う。原始太陽の周りにダストからなる原始太陽系円盤が形成され、ここで生まれた微惑星が太陽の周りを公転。微惑星同士が衝突を繰り返し、やがて複数の惑星が形成された。

「テイアと原始地球は、原始惑星系円盤の同じ領域で、同じような物質が集まって形成されたと考えられる」とヘルヴァルツ氏は電子メールで述べている。月の組成のうちテイアの占める割合は30~50%程度だったというのがヘルヴァルツ氏の見方だ。
 より重い酸素原子、つまり酸素-17という同位体によりテイアが特別に高い強度を持っていたとしたら、月に占める割合は30%に満たなかったであろうということだ。

 可能性こそ低いものの、別の仮説も考えられる。もともとテイアと地球の化学組成は同じで、後に水を豊富に含む彗星か小惑星が地球に衝突して原始海洋が形成され、地球の酸素構造が変化したというものだ。
「ありうることだが、可能性は低い」とヘルヴァルツ氏は言う。「この場合、(月の形成後に)地球に新たに加わった物質は極めて特殊なものであったはずだ。さらに、このような特殊な組成を持つ隕石であれば、水も豊富にあったことになる」。Dan Vergano, National Geographic News June 6, 2014

2014年6月3日火曜日

火星探査へ「空飛ぶ円盤」実験



火星探査へ「空飛ぶ円盤」実験 ハワイ沖でNASA、着陸を想定
火星着陸に向けてNASAが開発中の減速装置。実験では下部のエンジンで上昇後、周囲にあるエアクッションを膨らませて減速する(NASA提供)

 将来の火星探査で、有人宇宙船や探査機を軌道上から安全に着陸させるための減速装置「LDSD」の実験を、ハワイ沖上空で今週以降に実施すると、 米航空宇宙局(NASA)が2日発表した。直径約4.6メートルの「空飛ぶ円盤」のような形状。実験では、カウアイ島にある米海軍のミサイル施設から気球 で上空に運ばれ、ロケット噴射で高度約55キロまで上昇。円盤の上面を進行方向に向け、最大速度マッハ4で飛行した後、外周にあるエアクッションを膨らま せ、空気抵抗を利用してマッハ2.5まで減速する。最後は大型パラシュートを開いて海に着水する計画だ。

 火星は大気が非常に薄く空気抵抗 が小さい。重量のある宇宙船が着陸する際にパラシュートだけでは安全に減速できないため、この装置の開発を進めた。軽量コンパクトで瞬時に膨らむエアクッ ションは、ハワイの海にも生息する愛嬌のある魚ハリセンボンに着想を得た。NASAは14日までの気象条件の良い日に飛行実験をする予定。(共同)2014.6.3 08:53 産経ニュース

巨大な地球型惑星を発見



巨大な地球型惑星を発見 ケプラー10c「メガアース」と研究者
巨大な地球型惑星「ケプラー10c」(手前)の想像図。中央上の小さな赤い点は別の惑星(ハーバード・スミソニアン天体物理学センター提供)
 地球から560光年離れたところに、これまで確認されているより巨大な地球型惑星を見つけたと、米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究チームが2日、発表した。
 この惑星「ケプラー10c」は直径が地球の2・3倍だが、質量は17倍で硬い岩石でできているらしい。地球の数倍の質量を持つ「スーパーアース」よりさらに巨大なため、チームの研究者は「メガアース」と呼ぶことを提唱している。
 ケプラー宇宙望遠鏡や別の望遠鏡のデータを分析した。従来はこれほど質量が大きいと木星や海王星のようなガス状惑星になると考えられており、惑星の形成理論に一石を投じそうだ。(共同)2014.6.3 14:42 産経ニュース