2010年2月9日火曜日

ホンモノ

ホンモノ
 絵画マニアのペイリンさんはヨーロッパ旅行中に気に入った作品を見つけ、それを購入。喜び勇んで帰国するとアラスカの目利きに鑑定を依頼した。
 「最初に嬉しいニュースから。あなたが買った作品は本物に間違いない。トンデモナーイ氏の作品であることは私が保証します」
 「何か悪いニュースがあるんですか?」
 「はい。トンデモナーイさんは16世紀の有名な贋作専門画家なんです」

高齢者医療
 大変評判の良い病院があった。連日多くの老人たちがやってきて、ちょっとした変調を訴える。
 そんな中に、元気な老婆がいた。どこも悪くないのに病院にやってきてはみんなを笑わせては帰って行く。いつしか病院のスタッフたちは彼女の来訪を心待ちにするようになった。
 ところが、この元気おばあちゃん、丸1週間病院に現れなかった。
 ようやくやってきた彼女に向かって医師は尋ねた。
 「どうしたんですか?1週間も見えなかったじゃないですか?」
 「ええ、ちょっと体の具合が悪かったもんで・・・」

効果抜群
 日本の刑務所はこのところ何処もかしこも大入り満員、定員オーバーで大きな問題になっていた。ところが、あることがきっかけになり犯罪が激減した。
 それは、刑務所に貼られたおふれだった。
 「今後罪を犯して刑務所に入ってきた者は、食事代および宿泊代を自前とする」

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