2016年2月14日日曜日

高梨沙羅、圧勝でW杯10連勝

高梨沙羅、圧勝でW杯10連勝…ジャンプ女子
*W杯10連勝を飾った高梨(AP)
 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は7日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第12戦(HS94メートル、K点85メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)が圧勝でW杯10連勝を果たし、自己記録を更新した。

 今季12戦で11勝目、W杯通算41勝目。高梨は98メートル、90メートルを飛び、260・1点で前日の第11戦に続く連日の優勝を飾った。ダニエラ・イラシュコ(オーストリア)が242点で2位。勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)は18位、伊藤有希(土屋ホーム)は20位、岩渕香里(松本大)は30位だった。(時事)20160207 2240分 読売

2016年2月12日金曜日

「重力波」米で初観測

アインシュタイン予言の「重力波」、米で初観測
 【ワシントン=三井誠】米カリフォルニア工科大と米マサチューセッツ工科大などの研究チームは11日、物理学者アインシュタイン(1879~1955年)が100年前に一般相対性理論で存在を予言した重力波について「初めて観測した」と発表した。
 これまで直接観測した例はなく、宇宙初期の状態などを重力波で観測する「重力波天文学」の道を開く成果だ。

 重力波は、物体の重さが時間と空間(時空)にゆがみを作り、物体が運動した時、そのゆがみがさざ波のように、光速で宇宙に伝わる現象。物体が重くて速く動くほど、強い重力波が出る。
 研究チームによると、米国にある巨大観測装置LIGOライゴが昨年9月14日、重力波を検出した。質量が太陽の29倍と36倍のブラックホールが13億年前に合体した時に、太陽3個分の質量がエネルギーとなった重力波が発生し、地球に届いたとみられる。ブラックホールが合体する瞬間を捉えたのも、世界初の快挙となる。

 ワシントンで11日に記者会見したデビッド・ライツLIGOリーダーは「我々は重力波を手に入れた」と宣言。会場から、大きな拍手が起きた。20160212 0030分 読売

2016年2月11日木曜日

弥生時代の銅剣にサメの線刻画

弥生時代の銅剣にサメの線刻画…海への畏れ?
*銅剣に線刻されていたサメ(奈良文化財研究所で)=長沖真未撮影
 鳥取県立博物館(鳥取市)が所蔵する弥生時代中期の銅剣(長さ42センチ)にサメの線刻画が確認され、調査した奈良文化財研究所と同県が10日、発表した。

 鋳造後の青銅器に線刻画が見つかるのは全国初。海への畏れや恩恵の象徴と考えられるという。
 鳥取市の個人が1990年度に寄贈したもので、出土地は不明。根元近くに、鋭いひれのついた流線形の体(長さ2・3センチ)が描かれている。紀元前2世紀頃の鋳造で、同1世紀頃にサメが描かれたと判明した。

 同研究所の難波洋三・埋蔵文化財センター長は「サメはこの地域独自のマークだったのかもしれない」と話している20160211 1140分 読売

2016年2月9日火曜日

「月火水木金土」が勢ぞろい

「月火水木金土」が勢ぞろい 愛知の写真家、撮影に成功
*勢ぞろいした月と惑星。左から水星、金星、土星、月、火星、木星=3日午前5時50分、愛知県岡崎市山綱町の桑谷展望台、全日写連会員の藤井哲也さん撮影
 愛知県岡崎市の全日写連会員、藤井哲也さん(61)が、月、火星、水星、木星、金星、土星が勢ぞろいした写真の撮影に成功した。名古屋市科学館によると、時期やタイミングなどがあり、1枚に収めることも、これほどきれいに写すことも極めて難しいという。


 岡崎市山綱町で3日午前6時ごろ、魚眼レンズを使って撮影した。「狙っていたので撮れた時は興奮した。寒い中、展望台までの長い坂道を頑張って上ったかいがありました」と藤井さん。「『日』があれば一週間がそろったんですけどね」2016290750分 朝日

2016年2月7日日曜日

高梨がW杯9連勝

エース高梨がW杯9連勝、今季10勝目 W杯女子第11戦
*今季10勝目を挙げ、表彰台に立つ高梨=オーストリア・ヒンツェンバッハ(AP)
 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は6日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第11戦(HS94メートル、K点85メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)が自己最多の9連勝、今季10勝目を飾った。

 高梨は1回目にただ一人90メートルを越える93・5メートル、2回目も93メートルを飛んで、海外のライバル勢を寄せ付けずに圧勝した。(共同)2016.2.6 22:39 産経

2016年2月5日金曜日

謎の深海生物、60年経て正体判明

謎の深海生物、60年経て正体判明
*珍渦虫は進化の枝分かれの初期に位置する=Monteray Bay Aquarium Research I
(CNN) 60年前に深海で見つかった紫色の靴下のような姿をした生物が、進化の初期段階の生物だったことが分かったとして、オーストラリアや米国の研究チームが科学誌ネイチャーに論文を発表した。生物の進化の過程について探る手がかりになるとしている。
「珍渦虫(ちんうずむし)」と呼ばれるこの生物は、脳も目も生殖器もなく、1つだけある開口部から餌を取り込んで排泄(はいせつ)物を出す。スウェーデン沖で発見され、1949年に報告されていながら、正体についてはさまざまな説があった。当初は軟体動物と誤解され、複雑な生物が退化して単純な生物になったという説が有力視されていたという。
しかし西オーストラリア博物館のネリダ・ウィルソン研究員らのチームが調べた結果、珍渦虫はもともと進化の枝分かれの初期に位置する単純な生物だったことが分かったという。

研究チームは12年前に太平洋でこの生物の4種類の新種を発見し、履き捨てた靴下のような姿をしていたことから「紫の靴下」というニックネームを付けた。遺伝子などを詳しく調べた結果、複雑な生物が退化したのではなく、最初から単純な生物だったとの結論に至ったとしている。2016.02.05 Fri posted at 10:58 JST

「銀河風」撮影成功

激しく噴き出すガス「銀河風」、鮮明に撮影成功
*すばる望遠鏡が捉えた合体した銀河。白く光る銀河からガス(赤い部分)が噴き出している(広島大、国立天文台提供)
 銀河同士が合体する際に、30万光年もの広範囲にわたって激しく噴き出すガス「銀河風」を鮮明に撮影することに成功したと、広島大や国立天文台などが発表した。
 ガスは複雑な形で広がっており、銀河の進化を探る研究に役立つと期待される。論文は米科学誌「アストロフィジカル・ジャーナル」に近く掲載される。

 宇宙には銀河が数千億以上あるとされ、頻繁に衝突や合体を繰り返している。合体後は銀河内のガスが急激に圧縮され、巨大な星が大量に作られる。この際、寿命の短い星が爆発するなどして、ガスが銀河の外に吹き飛ぶ銀河風が発生する。
 広島大の吉田道利・宇宙科学センター長らは、国立天文台の「すばる望遠鏡」(米ハワイ州)に独自開発した特殊フィルターを装着。地球から約3億5000万光年先にある合体中の銀河を観測した。ガスの状態から、約10億年前に始まった合体の最終段階にあたる約8000万年前以降に、星の大量生成が3回以上起きていたことがわかった。


 地球がある天の川銀河は、隣のアンドロメダ銀河と数十億年後に合体する可能性があり、吉田センター長は「将来の姿の予測につながる可能性がある」と話す。20160205 1321分 読売

薄毛 原因は

薄毛
原因は、たんぱく質減少 治療薬開発へ、仕組み解明 医科歯科大チーム
 加齢によって薄毛になる仕組みを解明したと、東京医科歯科大の西村栄美教授(幹細胞医学)らのチームが5日付の米科学誌サイエンスに発表する。毛を作るのに必要な毛包幹細胞(もうほうかんさいぼう)を保護するたんぱく質「17型コラーゲン」が加齢に伴って減少、毛包幹細胞が毛穴の奥から皮膚の表面へと移動して、フケとして落ちてしまうという。【斎藤広子】
 ヒトの毛髪は3〜5年で寿命を迎えて抜け、同じ場所から新しい毛髪の成長が始まる。この際、皮膚の毛穴にある毛包幹細胞は、毛の基になる細胞の再生産に使われる。

 西村教授らはマウスでも2歳を過ぎると脱毛することに注目。生きたマウスで毛包幹細胞の働きを長期間追ったところ、加齢とともに自己複製をしなくなり、徐々に表皮へと移動して、最後はフケやアカとして落ちてしまうことが分かった。生えてくる毛は細くなり、毛穴も小さくなって最後には消えた。
 さらに、働かなくなった毛包幹細胞では、17型コラーゲンを分解する物質が分泌されていることも発見。加齢に伴い、毛包幹細胞のDNAに損傷が蓄積したためと判断した。17型コラーゲンが失われないよう遺伝子操作したマウスでは、通常のマウスに比べ、2歳時点での1ミリ四方あたりの毛穴の数が1・4倍多かった。

 健康な女性の頭皮を調べたところ、35〜45歳の3人は縮小した毛穴が平均2・2%だったのに対し、55〜70歳の5人では平均約15%と多かった。

 西村教授は「17型コラーゲンの枯渇を抑える物質が見つかれば、薄毛の治療薬になり、がんの放射線治療で起こる脱毛にも有効な可能性がある。数年以内に候補物質を探し、10年以内には実用化したい」と話した。毎日新聞201625日 東京朝刊

2016年2月1日月曜日

4万年前にマンモス狩猟

4万年前にマンモス狩猟 北極圏に人類進出
*4万年前にマンモス狩猟 北極圏に人類進出(米科学誌サイエンス提供)
 中央シベリアの凍土で発掘された約4万5000年前のマンモスの骨に、狩猟によるとみられる傷痕が残っているのを見つけたと、ロシアの研究チームが米科学誌サイエンスに発表した。これまで人類が北極圏に広がったのは約3万5000年前と考えられていたが、1万年ほどさかのぼる可能性を示すという。

 チームは2012年、北極海に面した断崖から約4万5000年前のマンモスの全身骨格を発見。体長約3メートル、高さ約1.8メートルの15歳ほどの若い雄で、背には脂肪などの組織が残っていた。

 発掘して調べたところ、肩や頬、あばらの骨などに多くの傷があった。形状から、先のとがった武器で突かれたり、刃物状のもので切られたりした際の傷と判明。マンモスの特徴である湾曲した牙には、根元から切り取ろうとした傷もあり、狩猟によってできた傷痕と判断した。2016.2.1 13:10 産経

【ジカ熱】蚊がウイルスを媒介

【ジカ熱】蚊がウイルスを媒介 
胎児の小頭症との関連の疑い 厚労省も注意呼びかけ
 ジカ熱は、デング熱や日本脳炎などを引き起こすウイルスの仲間である「ジカウイルス」をもつ蚊に刺されることで感染する。
 ウイルスを媒介するのは、ネッタイシマカや、日本にも北海道を除く地域に生息するヒトスジシマカで、人から人へは感染しない。

 国立感染症研究所によると、これらの蚊に刺されて3~12日で発症するとされ、発熱や発疹、筋肉痛などの症状が出る。ワクチンや治療薬はないが、症状は軽く2~7日で治り、後遺症もほぼない。感染しても症状が出なかったり気づかなかったりすることも多い。
 2015年以降、南米を中心に流行し、ブラジルでは胎児が小頭症と確認された妊婦の羊水からジカウイルスの遺伝子が検出されるなど、ウイルスと胎児の小頭症の関連が疑われている。妊婦が感染すると胎児も感染するためとされるが、「メカニズムは分かっていない」(厚生労働省)という。


 日本国内では平成25年以降、フランス領ポリネシアとタイから帰国した日本人3人が、現地で蚊に刺され帰国後に発症した。今夏のリオデジャネイロ五輪で南米との行き来が増えることが予想されるため、厚労省は今月、妊婦はなるべく南米への渡航を控えるよう呼びかけを始めた。2016.2.1 05:30 産経