134億光年、最も遠い銀河発見…NASA
*ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた134億光年先の銀河(NASA提供)
【ワシントン=三井誠】米航空宇宙局(NASA)は、観測史上、最も遠い銀河をハッブル宇宙望遠鏡で見つけたと発表した。
地球からの距離は134億光年で、宇宙誕生の4億年後に生まれた銀河になる。
発見した銀河は、北斗七星の方角にあり、地球が含まれる銀河系の1%の質量しかない。しかし、星が盛んに誕生しており、明るく輝いていた。
遠く離れた銀河ほど光が届くまでに時間がかかるため、遠い銀河を見れば昔の宇宙の姿が分かる。新たに見つけた銀河は、これまでの記録より2億光年ほど遠く、宇宙初期に銀河がどうやってできたのか、より詳しく分かる可能性があるという。2016年03月05日
11時15分 読売
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