2011年11月17日木曜日

フィンランド四方山話

フィンランド四方山話

 *それにしてもフィンランドは不思議な国です。自分たちをスウォミと呼ぶフィン族の国ですが、他の北欧人やロシア人とは区別がつきにくいです。ただし、言語は、アルファベットは使っているものの他の西欧諸国とは全く別物。発音は日本人には易しいので私は直ぐに片言はしゃべれるようになりました。人口はたったの五百万人しかいませんが、国民一人ひとりが優秀で近隣国の度重なる支配や介入を受けた歴史により独特の処世術を身に着けていると思います。

 もう一つ不思議なことがあります。フィンランドのがんによる死亡率が意外と低いこと。ポリフェノールたっぷりの食事、コーヒーの多飲、たばこが高価なので喫煙率が低いなど諸説ありますが、私はストレスを溜めないライフスタイルによると思ってます。
http://la-chocolatiere0321.tea-nifty.com/blog/2009/12/520-bae1.html


 *興味ある研究があります。フィンランドの人たちは脂肪摂取量がアメリカとほぼ同様ですが、大腸がん死亡率はアメリカが24.0に対しフィンランドはその半分以下です。そこで、比較研究が実施されました。際だっていたことは、フィンランドでは繊維成分の多い食事をとっていたことでした。このため、便通の回数は一日平均1.9回、ふん便の量は約三倍であることが解明されました。

 さらに、脂肪の多くを米国では肉から、フィンランドでは乳製品からとっていました。大腸がんの多いデンマーク・コペンハーゲンの人たちとの比較でも同じような結果が得られました。摂取する脂肪の種類や食物繊維も大腸がんの発生に関係していることが考えられます。脂肪分の少ない快食と食物繊維による快便が大腸がんの発生を予防する第一歩です。http://www.convention.co.jp/hcs/kenkou/kenkou21.htm

0 件のコメント: