戦争で負傷した兵士たちのリハビリテーションとして「手術よりスポーツを」の理念で始まったというパラリンピック。その起源とされているのは、1948年7月28日、ロンドンオリンピック開会式と同日に、イギリスのストーク・マンデビル病院で行われたストーク・マンデビル競技大会とされる。
「パラリンピック」(Paralympic)の名称は、半身の不随paraplegic)+オリンピック(Olympic)の造語だが、半身不随者以外も参加するようになったため、1985年から、平行(Parallel)+オリンピック(Olympic)で、「もう一つのオリンピック」として再解釈されることとなった。シンボルカラーは赤・緑・青。それぞれ、赤色が心、緑色が身体、青色が精神を表している。
本年のロンドンオリンピックに引き続くパラリンピックも日本代表の金メダリストは、このブログに記録をとどめておこうと意気込んでみたのだが、チャンスが少ない。どうも前提に誤りがあったのかと反省している。メダルより記憶なのだろうと考え方を変えた。いろいろなハンディキャップを負って、心身ともに筆舌に尽くし難い懸命の努力の末の晴れ舞台、オリンピックとはひと味違って当たり前。後者は一部ほころびが出てきた感があるが、本質はどちらもそれぞれに美しく凄い。
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