2017年6月30日金曜日

世界初 量子コンピューターの衝撃

世界初 量子コンピューターの衝撃
スーパーコンピューターをはるかにしのぐ計算能力を発揮すると期待されている「量子コンピューター」。その実現は、今世紀後半になるとも言われていましたが、6年前、カナダのベンチャー企業D-Wave Systems社が、世界に先駆け実用化モデルを発売。一部の専門家の間からは、本物かどうか懐疑的な見方が出たものの、グーグルやNASA=アメリカ航空宇宙局など世界のトップ企業・研究機関が購入し、従来の高性能コンピューターの1億倍のスピードが確認されたことで、世界に衝撃を与えました。スーパーコンピューターをもってしても解けない複雑な問題を解決できると期待される量子コンピューターは、人工知能や画期的な新薬の開発などへの応用を通じて世界をどう変えていくのか。衝撃を与えた世界初の量子コンピューター
 

量子コンピューターをめぐる世界最先端の研究成果が報告される国際会議。この国際会議が、今月26日からアジアでは初めて東京で開かれました。参加したのは、グーグルやNASA、ロッキード・マーチン社などのトップクラスの研究者200人。彼らの話題の中心は、6年前、カナダのベンチャー企業が発売した世界初の商用量子コンピューターです。627 2115分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_0627.html?utm_source=news_bousai&utm_medium=app&utm_campaign=news_bousai_app_link 

2017年6月8日木曜日

人類の起源は30万年前

人類の起源は30万年前、定説覆す化石発見
*モロッコで見つかったホモ・サピエンスの頭蓋骨化石を手にする仏古人類学者のジャンジャック・ユブラン氏(右)とモロッコ国立考古学遺物研究所のAbdelouahed Ben-Ncer
68 AFP】(更新)現生人類ホモ・サピエンスは、30万年前にアフリカに生息し、現代の人々とそう変わらない顔つきをしていたとする論文が7日、発表された。人類の起源が定説より10万年早かったことを示す研究結果だ。

 ホモ・サピエンスは約20万年前にアフリカ東部に現れたというのが20年来の通説だったが、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された2件の論文によれば、これを覆す画期的な化石がモロッコで見つかった。
 この発見により人類の進化の系統図が書き換えられ、既に絶滅したホモ属の一部が人類の祖先としての候補から除外される可能性もある。

 2件の論文は、古代人類5人の頭蓋骨と骨のかけらや、狩猟や食肉処理に使われていた石器に基づくもの。いずれも、現在のマラケシュ(Marrakesh)に近いジェベリルー(Jebel Irhoud)にある先史時代の野営地から見つかった。
 独マックス・プランク進化人類学研究所(Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology)の古人類学者、ジャンジャック・ユブラン(Jean-Jacques Hublin)氏は「この資料は人類の起源を示すもので、アフリカを含むあらゆる場所で見つかった中で最も古いホモ・サピエンスだ」と語っている。

 これまで最も古いとされてきた195000年前の化石は、エチオピアで見つかった。この発見は、アフリカ東部が進化上の「エデンの園」、つまり、人類がアフリカ内外へと広まった起源の地であるとの説につながった。 研究チームは、新たな発見により、いわゆる「人類のゆりかご」がアフリカ全土に広がっていたことが示されると指摘している。

 モロッコで見つかったのと同じ種類の「中石器時代」の石器は、すでにアフリカ各地で見つかっていて、年代もおおむね同じとされているが、これまではホモ属内の別種の人類が作ったと考えられてきた。

 だが今回の発見により、すでにアフリカ中に広まっていた現生人類がこれらの石器を作っていた可能性が高まった。20170608 04:59 発信地:パリ/フランス(c)AFP/Laurence COUSTAL/Mariëtte Le Roux

重力波検出に成功、30億年前のブラックホール衝突

重力波検出に成功、30億年前のブラックホール衝突
3度目の快挙、重すぎるブラックホールはどうしてできたのか?
*今回検出された重力波信号を作り出した、2つのブラックホールが融合する様子の想像図

 遠い昔、はるか彼方の球状星団の中で、2つの奇妙な大質量ブラックホールどうしが衝突して融合した。このときに解放された膨大なエネルギーは時空の構造を歪め、さざ波のように宇宙を広がっていった。

 2017年初め、地球のレーザー干渉計重力波観測所(LIGO)が、このさざ波をとらえた。重力波の直接検出としては3例目だ。重力波は、宇宙を観測するための新たな方法となることが期待されている。重力波ははるか遠くにあるブラックホールの成長や位置のほか、2つのブラックホールがお互いのまわりを回転しながら死を迎える様子についても教えてくれる。
「宇宙は謎でいっぱいです。私たちはブラックホールがどのように生まれてくるのかわかっていると思っていましたが、知らないことがまだまだたくさんあるのだと思い知らされました」と、カナダ、マギル大学の天体物理学者ダリル・ハガード氏は語る。

ブラックホールが激突
 LIGOが最新の重力波をとらえたのは201714日のこと。約30億年前のブラックホールの衝突により発生した重力波が、今になって地球に届いたのだ。地球に打ち寄せた時空のさざ波は、米国ワシントン州ハンフォードとルイジアナ州リビングストンに設置されたレーザーと鏡からなる装置によってとらえられた。
 地球に届いた重力波は、空間をわずかに伸び縮みさせた。伸び縮みの大きさは陽子の直径よりもはるかに小さく、私たち人間が気づくのは不可能だ。しかし、LIGOの感度は非常に高く、この小さな歪みをしっかりとらえた。 信号を慎重に分析した研究チームは、この重力波が、太陽の30倍と19倍の質量をもつ2つのブラックホールが激突したときに発生したものであることを突き止めた。

 2つのブラックホールは、長い間、お互いのまわりを回転していたが、徐々に死のらせんへと引き込まれていった。じわじわと接近してゆくブラックホールは、重力波の形でエネルギーを放射した。そしてついに衝突して融合し、さらに多くのエネルギーが時空のさざ波として宇宙に放出された。
 このほど科学誌『フィジカル・レビュー・レターズ』に発表された論文によると、衝突により新たに形成された底なしの曲がった時空は、実に太陽の50倍の質量をもつという。

重すぎるブラックホールの謎
 LIGOが最初に重力波を検出したのは20159月で、2回目は201512月だったが、これらの重力波もブラックホールどうしの衝突によって発生したものだった。そして、3例のうち2例では、ブラックホールの質量は天体物理学者の予想よりはるかに大きかった。 いわゆる「恒星質量ブラックホール」に関する科学者の知識は、あまり正確ではないようだ。

 恒星質量ブラックホールは、太陽より質量の大きい恒星が爆発して死ぬときに形成される残骸だ。単純に考えれば、恒星が大きいほど残骸も重くなりそうだが、天体物理学の世界ではそうなるとはかぎらない。
 なぜなら、大きい恒星ほど激しく活動し、恒星風として宇宙空間に大量の物質を吹き飛ばしているからだ。そのため、一生を終える頃には多くの質量を失っていて、最後は比較的小さいブラックホールになる。

 米ペンシルベニア州立大学のスタイン・シグルドソン氏によると、この数十年間の理論と観測により、恒星質量ブラックホールの質量が太陽の約10倍を超えることはないと考えられていたという。けれどもLIGOは、従来考えられていた上限よりもはるかに重いが、銀河の中心にある巨大ブラックホールほどは重くはないブラックホールが複数あることを明らかにした。

 LIGOの研究チームに所属するジョージア工科大学のローラ・キャドナーティ氏は、「私たちが発見するまで、このようなブラックホールが存在していることさえ知られていませんでした」と言う。2017.06.05ナショジオ

木星を間近から見た光景

木星を間近から見た光景
https://vimeo.com/219216194
木星探査機ジュノーが撮影し、NASAが公開している木星の画像をつなぎあわせて非常に高解像度で美麗な木星の映像が作られました。YouTubeのコメント欄では「フェイクに見える」と言われるほどで、荘厳な音楽と共にみるとまるでSF映画のワンシーンのようです。20170605 190000秒 Gigazine

2017年6月2日金曜日

世界最大の航空機公開

世界最大の航空機公開、ロケットを空中輸送し発射 米
*ロケットの空中発射が可能な世界最大の航空機「ストラトローンチ」
(CNN) 衛星搭載のロケットを空中に輸送し、その後発射させる性能を持つ双胴型の航空機「ストラトローンチ」が5月31日、米カリフォルニア州モハベにある基地で初めて公開された。世界最大の航空機としている。
翼長は385フィート(約117メートル)、高さは50フィート、重さ50万ポンド(約227トン)の荷物積載が可能。エンジンは米ボーイング社の747型ジャンボ機が使っていた6基を備え、車輪の数は28個。
同機は米マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏が設立した企業が開発したもので、今後は地上では初めてとなる燃料実験の他、整備、点検、燃料補給などの試験もモハベの航空宇宙基地で続ける予定。

開発企業幹部によると、早ければ2019年の空中発射実験を目標にしている。
アレン氏は昨年、再利用が可能なストラトローンチ開発について、衛星製造と発射時期の間にあり続ける長期の期間の大幅な削減が狙いと強調していた。同氏はまた、宇宙開発でより割安な低軌道の利用を提案してもきた。
同機は滑走路から離陸し、商業旅客機の一般的な巡航高度に達した後、ロケットを空中発射する。ロケットが軌道に到達した時刻には、ストラトローンチは滑走路に着陸し、再度の荷物搭載、再給油や再利用に備えるとしている。

今回のプロジェクトはアレン氏の企業「バルカン・エアロスペース」とバート・ルータン氏が創業した企業「スケールド・コンポジッツ」が推進している。2017.06.01 Thu posted at 16:45 JST

オレンジ色の「円盤雲」

台湾東部にUFO? オレンジ色の「円盤雲」
*5月31日夕、台湾東部、台東の空に出現した円盤状のオレンジ色の雲(中央通信社=共同)
 青空に美しいUFO(未確認飛行物体)か? 台湾東部、台東で5月31日夕、雨上がりの青空にオレンジ色をした円盤状の雲が出現し、インターネット上で「宇宙人の来襲か」などと話題となった。中央通信社が1日、伝えた。
 地元の警察官が携帯電話のカメラで撮影してフェイスブックに載せると「美しすぎる」「異常気象か」などと反響が広がった。

 気象観測所によると、この雲は高積雲で、雨がやんだ後、陽光が当たった地表から水蒸気が上昇、上空の冷たい空気とぶつかり結晶となってできた。(共同)017.6.2 00:02

@Auckland, NZ

@Auckland, NZ

ワハハハ
無視してこの近くで喫ってる学生いました
 at Auckland University of Technology
sky towerから

Waiheke island
Manuka honey
Waihekeへ