2014年9月30日火曜日

フォト札幌便り 14

フォト札幌便り 14
 久方ぶりのフォト札幌便りです。 撮影:山崎トモ子氏

青いケシ 

2014年9月25日木曜日

幻のピンク、ヒマラヤで目撃 青いケシの仲間 を参照下されば幸いです。

無題
無題

フォト札幌便り 13

フォト札幌便り 13
撮影:小田代征治氏 2014.9.21 今年の紅葉は寒暖の差が大きく10年に1度程度の見事さのようで

アンギラス
ニセカウ&アンギラス
平山より大雪
ひまな山

ひまな山より

2014年9月29日月曜日

地球生命の火星由来説に2つの新根拠

地球生命の火星由来説に2つの新根拠
 地球の生命の起源は他の天体から飛来したとする「パンスペルミア説」は、長らく議論されながらも多くの場合は否定されてきた。だがこのところ、この学説がにわかに息を吹き返している。生命の形成に不可欠ないくつかの物質が、初期の地球には欠けていたが当時の火星には存在した可能性が高いとするそれぞれ別個の研究が、相次いで2件発表されたのだ。
 1つ目はフロリダ州のウエストハイマー科学技術研究所のスティーブン・ベナー(Steven Benner)氏によるもの。ベナー氏は829日、地球化学者の集まる国際会議ゴルトシュミット・カンファレンスで基調講演を行い、初期の生命の形成を可能にした要素のうち2つは、ほぼ間違いなく初期の地球上には存在しなかったが、初期の火星にはあった可能性が高いと発表した。

 生命の誕生にとって水が不可欠だったとする説は広く受け入れられている。そして、遺伝情報を複製するメカニズムを最初に備えたのはRNA(リボ核酸)であり、RNAは生命の誕生に欠かせない役割を果たしたとする説も多くの人から支持されている。しかし、RNAは水中ではうまく形成されない。

 ベナー氏は長年の研究によって、RNAが水中で分解されるのを防いだのはホウ素の存在であったと確認した。地質学の研究成果によれば、初期の地球にはホウ素はほとんど存在せず、RNAの広範囲での形成を支えられたとは考えにくい。しかし、初期の火星にはホウ素は比較的豊富に存在していたと見られる。というのも、火星から飛来した隕石の少なくとも1つに、ホウ素の含有が確認されているからだ。

 ベナー氏は実験によって、RNAの構成要素であるリボースの強固な結合には、ホウ素のほかに、高度に酸化されたモリブデンが必要であることも確認している。このようなモリブデンも、やはり初期の地球にはほとんど存在せず、火星に存在していた可能性のほうがはるかに高い。
 それでは、現状のDNAを基盤とする生命は、本当に火星でめばえたRNAに由来しているのだろうか。これらの生命体は、火星に隕石が衝突した際に飛散した岩石に付着して、地球まで到達したということになるのだろうか。

◆リン酸塩の問題
 ベナー氏の発表から間もない91日、今度はRNADNAやタンパク質の“背骨”の役割を果たすリン化合物について、同様の主張を行う論文が「Nature Geoscience」誌オンライン版に掲載された。
 論文の主著者はネバダ大学ラスベガス校のクリストファー・アドコック(Christopher Adcock)氏。リン酸塩は初期の地球にも存在していたが、ほとんどは安定した固体の状態であった。生命が誕生したと考えられている水の中には、これらのリン酸塩はほとんど含まれていない、とアドコック氏は説明する。

 早くから指摘されていたこの問題については「さまざまな仮説が存在するが、合意は得られていない」とアドコック氏は言う。
 アドコック氏らの研究の結果、火星ではこの問題は比較的小さかったと考えられるそうだ。初期の火星に存在したことが分かっている2種類のリン酸塩を合成したところ、水に溶けやすいことが分かった。つまりこの点でも、火星は生命の誕生にとって恵まれた環境だったと言える。

◆生命誕生の謎への答え
 パンスペルミア説が勢力を盛り返してきたのは、地球の生命の起源に関する科学界の長年の探求の成果と(というより、成果のなさと)軌を一にしている。ベナー氏が専門とする合成生物学の分野では数十年にわたって研究が行われてきたものの、壁を乗り越えられずにいる。
 たとえば、初期の地球表面に広がっていたと考えられている“原始スープ”の中で次第に生命を形成したとされている有機化合物は、実験室環境では生命の形成につながるような反応を示さないとベナー氏は言う。これらの有機化合物に、熱や光によってエネルギーを加えたところ、初期のRNAを生成するどころか、タール状に変化してしまった。しかも近年の複数の研究によって、かつての火星は現在よりも暖かく、水も存在していたことが明らかになっている。

 これまで火星には、生命はおろか有機物の痕跡すら確認されていない。しかし、今年はじめに火星探査車キュリオシティ(マーズ・サイエンス・ラボラトリ)が、かつて湖底であったと考えられる地点のドリル採掘に成功し、そこには生命の誕生に必要な要素がすべて揃っていたことを確認した。
 だからといって即座に、火星にかつて生命が存在したという証拠にはならない。それでもさまざまな科学研究の成果から、その可能性は少しずつ濃厚になってきている。

 では、ベナー氏とアドコック氏は、地球の生命の起源としてパンスペルミア説を支持しているのかというと、必ずしもそうではないらしい。
 ベナー氏は今回の研究成果について「生命が火星隕石によって地球に到達した可能性を示唆する証拠が、また1つ増えたにすぎない」と言う。仮説を科学的に証明するものではないが、これによって可能性が高まった。


 パンスペルミア説においては、問題が1つ解決したとしてもまた次の問題が持ち上がるとベナー氏は言う。「もし火星由来の微生物が本当に地球に到達したとして(略)、すぐに死んでしまった可能性もある」。 Marc Kaufman  for National Geographic News September 6, 2013

2014年9月28日日曜日

暇つぶし・3

暇つぶし・3
Q:ペコちゃんがお風呂に入っていると、ポコちゃんが突然戸をあけて入ってきた。ペコちゃんは何と言ったでしょう?  
A:「ミルキー(見る気)!」

Q:[春夏冬二升五合]は何と読むでしょう?
A:「商いますます繁盛」

Q:水戸光圀の圀はどんな意味??
A:「八方塞がり」

Q:月までの距離を38万キロ、紙の厚さを0.1ミリと仮定したとき、紙を何回折れば、月まで届くでしょうか?
A:42回」→「一度折るたびに2倍になる。1回折れば0.2ミリ、10回目には102.4ミリ、20回で約105メートル、30回で107キロ、40回で11万キロ、41回で22万キロ、42回目で44万キロ(439804km)!となる(これはオックスフォード大学の入試問題にだされたそうです)。
実際に、米TV局は、サッカー場大の紙を使った実験で11回まで折った。さらに、米ギャリヴァン氏が、長さ1200メートルの特注トイレットペーパーで12回折ることに成功したとのことです。

2014年9月27日土曜日

日本人の祖先

日本人の祖先・・松本説
日本人は極めて大雑把にいえば、先住の縄文人に弥生時代初めから渡来人が流入し、混血などを繰り返して奈良時代頃、現代日本人の祖先が形成されたと考えられます。その結果、たとえば血液型A遺伝子の分布は西日本地方を中心に、遠ざかるに従って頻度が低下する、いわゆるクライン(地理的勾配)があることがわかっています。 
 
ところがGm遺伝子に関する限り日本全国(含む沖縄)各地でほぼ有意の差が認められません。この現象について松本秀雄氏は、日本民族が長い年月をかけて等質性を高めて行った、且つ異質性を持った別の集団との混血の機会が少なかったと説明しています。 

松本氏の研究は膨大なデータを駆使して「日本人のGm遺伝子」が世界民族の中でどう位置づけられるかを明快に示しています。Gm型は赤血球に関わる血液型で、血清に関わり免疫反応に重要な役割を果たしていると説明されます。 
 Gm型が日本人の起源の探究に有用な理由は、その遺伝子が人種によって異なる特性をもっているからです。それは次の(遺伝子)表現型で表されます。 
     蒙古系     agaxgafb1b3ab3st 
     白人種     ag、axgfb1b3 
     黒人種     ab1b3ab1cab3s 
3大人種は上記のようなGm遺伝子の組合せで表現できる。そして、afb1b3は南方系のモンゴロイドを、ab3stは北方系モンゴロイドを識別できる遺伝子であり、fb1b3は白人種に特徴的な遺伝子である。
 agaxgは蒙古系と白人種に共通するが、それは二つの人種の近さを物語っており、黒人種は蒙古系と白人種と共通するGm遺伝子を全く持っていない。これは、黒人種とそれ以外が、かなり古い時代に分化したことを意味するという。 
さらに蒙古系と白人種が混血したような場合、Gm遺伝子はag, axg, afb1b3, ab3st, fb1b3というように混合した形で表現されます。 
また、同じ蒙古系であっても民族によって遺伝子の頻度(構成比)がそれぞれ違い、蒙古系同 
士で混血するといわゆる「遺伝子の流れ」が形成されます。 
 
 さらに、骨などの形態的なものは環境の変化などに大きく左右されるのに対し、DNAやたんぱく質などの情報高分子は環境に左右されず、時間に比例してほぼ一定の速度で変化するという性質を持っています。 
 したがってGm遺伝子はきわめて安定的であり、人種の識別や混血の程度、また集団の移動の跡づけなどを判断するのに大変高い信頼度をもっていると云えます。 
 
日本人のGm型 
 縄文人集団に対しかなりの割合で(一説によれば11)渡来人が混血したことは周知のことであり、縄文人と渡来人が“Gm遺伝子”に関する限り、あまり差のない集団であったと理解する方が無理がないのではないかと思います。 
 

日本人の源流はどこか 
 蒙古系の民族集団は南米から東南アジアまで太平洋をぐるりと取り囲むように分布しています。そしてGm遺伝子のうちafb1b3遺伝子を高い頻度で持つ南方型の集団とag遺伝子を高い頻度で持つ北方型の集団があることがわかります。 
 さらに北方型の中にはab3st遺伝子を多く持つ集団と少ししか持たない、或いはまったく持たない集団まであります。 
 
 日本人はGm遺伝子でみると、明らかに北方型で且つab3st遺伝子を高い頻度でもつ集団だと定義することが出来ます。 
 そして日本人のGm遺伝子頻度と相似する集団はバイカル湖周辺に分布するブリヤート人民族集団であり、「日本人の源流はバイカル湖畔にある」といえると松本氏は結論付けています。 
(本稿は主に http://www.geocities.jp/ikoh12/kennkyuuno_to/001_1Gmidensi_1.html を参考にしています)

宇宙の起源は4次元?

宇宙の起源は4次元? 最大の謎に大胆な新説
 宇宙にはまだまだ数多くの謎がある。その中でも最大の謎は「宇宙がどうやって始まったか」という起源に関するものだろう。現在の宇宙論における標準的な考え方では、密度が無限大の「特異点」と呼ばれる点から宇宙は始まったとされている。だが、こういわれてもピンとくる人は少ないだろう。この難しい説明に挑戦する大胆な新説が登場した。

天の川銀河内で起きた星の大爆発(超新星爆発)の残骸。研究グループは4次元宇宙でも星の大爆発が起きたと考えている。画像提供はNASA
■ブラックホールを包む殻
 特異点は想像を絶するほど奇妙なものだ。秩序や規則のない世界であり、未来と過去の区別さえできない。本当に、そうした特異点から、現在観測されているような秩序だった宇宙が出現したのだろうか。
 この難問をうまく回避できる新説を提唱したのがカナダのウォータールー大学に所属する研究グループだ。

 私たちが存在している宇宙は3つの空間次元からなる。だが、この研究グループのシナリオによると、3次元宇宙が誕生する以前から、4つの空間次元を持つ宇宙が存在していたとされている。その4次元宇宙にも星が存在していて、質量が大きい星の場合、最後に大爆発を起こし、中心部にブラックホールが誕生する。

 この4次元ブラックホールも密度無限大の特異点だ。実はそれこそが3次元宇宙の起源とされる特異点に相当するものであり、そのブラックホールを包み込む3次元の殻が、私たちの3次元宇宙であるという。
 なぜ、ウォータールー大学の研究グループはそんなとっぴなことを考えたのか。それはブラックホールと共に形成される「事象の地平面」の存在だ。

■すべてを飲み込む「境界線」から誕生
 私たちの3次元宇宙において、事象の地平面はブラックホールを包み込む2次元の球面で、それよりブラックホールに近づくと、どんなものでも、光さえも戻ることはできない。逆に事象の地平面より外側にいれば、ブラックホール(特異点)が及ぼす破壊的で予測不可能な影響を受けることはない。つまり事象の地平面は宇宙の秩序を守る壁となっている。

 一方、一般的な理解では、私たちの3次元宇宙の誕生時に存在したとされる特異点は事象の地平面を持たない。ならば、3次元宇宙が誕生したときに、特異点とともに事象の地平面を持つような状況が実現したと考えればよいのではないか。そんな発想から今回のシナリオが生み出された。

 4次元宇宙における事象の地平面は2次元の面ではなく、3次元の面になっている(ただし、それがどのような存在なのか、私たちがイメージするのは難しい)。そして、その3次元の事象の地平面を囲む、3次元の膜のようなものが、私たちの3次元宇宙の本体だという。

 あまりにもとっぴなアイデアに思えるが、超遠方の宇宙を広域的に観測することで、4次元宇宙が実在している証拠をつかめる可能性があるという。(詳細は25日発売の日経サイエンス11月号に掲載)2014/9/27 7:00 日経

2014年9月25日木曜日

幻のピンク、ヒマラヤで目撃 青いケシの仲間

幻のピンク、ヒマラヤで目撃 青いケシの仲間、写真家が撮影
 ヒマラヤ山脈や中国南西部に分布し、色鮮やかな花を咲かせる「青いケシ」(属名メコノプシス)。約70種類あるメコノプシスのうち、60年前に採取されて以降、目撃例がなかったピンク色の「メコノプシス・テイラーイ」の撮影に札幌市の植物写真家梅沢俊さん(69)が成功した。

 メコノプシスはラテン語で「ケシに似ている」という意味で、アヘンは取れない。1800年代から次々と新種が見つかり、花の色は青だけでなく、黄や赤など複数ある。

 メコノプシス・テイラーイは1954年、英国の3人組がネパールのヒマラヤ山脈の一つ、マチャプチャレ(6993メートル)から流れる川で発見。標本は英国の博物館と東京大総合研究博物館にある。生息場所は知られていたが、土石流が多いなど道のりは険しく、発見以降、学術的な目撃報告はないという。

 梅沢さんは7月10日から妻とネパールを訪問。13日、マチャプチャレの標高4千メートル前後の岩場で見つけ、さらにサッカー場ほどの広さの平地にたくさん咲いているのを確認した。高さ60~120センチで、特徴的なピンクの椀(わん)状の花を咲かせていたという。「大きさや見た目などの特徴を頭にたたき込んでから登ったので、すぐにわかった」と話す。


 同博物館特招研究員の大場秀章・東大名誉教授(植物分類学)は「茎や葉、花の形や色などの特徴が一致している」。愛好家グループ「青いケシ研究会」代表で植物写真家の吉田外司夫氏は「英国を中心に欧州では青いケシの愛好家は多い。世界が注目する画期的な成果だ」と話している。 20149250500分(関根和弘) 朝日
http://digital.asahi.com/articles/photo/AS20140925000184.html 

2014年9月24日水曜日

インドの探査機も火星軌道に到達

インドの探査機も火星軌道に到達、アジアで初
インドの探査機「マンガルヤーン」が火星の軌道に到達した=ISRO提供
(CNN) インド宇宙研究機関(ISRO)は24日、火星探査機「マンガルヤーン」を火星の軌道に乗せることに成功したと発表した。アジアの国としては初の火星到達となる。
バンガロールの管制センターで軌道到達を見守ったモディ首相は、「我々は人類の冒険、そして人類の想像の境界を越えた。非常に少数しか知らないルートを通って正確に宇宙船を航行させた」と評価した。ISRO職員からは盛大な拍手が沸き起こった。
火星探査はインドが7400万ドル(約80億円)を投じて進めてきたプロジェクト。マンガルヤーンは昨年11月5日に打ち上げられ、約6億5000万キロを旅して火星軌道に到達した。軌道上を周回して火星の地表や大気の状態を観測する。

宇宙船を火星の軌道に乗せるためには非常に複雑な操作が必要で、過去に挑戦した宇宙船の約半分は、途中でコースを外れて不具合が生じたり壊れたりしている。
これまでに火星に宇宙船を送り込むことができたのは米国と欧州、旧ソ連のみ。米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「MAVEN(メイブン)」は21日に火星軌道に到達している。

マンガルヤーンの成功は、中国などの周辺諸国に対してインドの国威を示す上でも重要な意味を持つ。中国は2011年にロシアと共同で火星探査衛星を打ち上げたが計画は失敗。日本が1998年に打ち上げた「のぞみ」も燃料トラブルのため失敗に終わっていた。CNN 2014.09.24 Wed posted at 15:07 JST

2014年9月23日火曜日

続・暇つぶし

続・暇つぶし
サイコロ:重心の偏りから「重い1が下」・よって軽い6が上→6が出やすい。ただし、1の目だけは大きく凹ませてあるので、実際には5(2の面が下)が出やすいとのこと。なお、カジノなどで使うものは、インク量の調節で可及的に均等にしているそうです。

「棒」と「穴」の数:ヒト11、ヘビ各2、コアラの棒は先端がY字型・穴もY字型、ネコのメスには生理がなく、性交中に痛みを感じると排卵する→ネコの棒はギザギザになっている。 
ヒトは「サクション・ピストン」仮説→亀頭があり、前に性交した男性の精子を掻きだす。

ヒト乳歯は20本、生え替わって大人の永久歯は普通は32本。生え替わり回数は1回。
ところが、ゾウは6回、ワニは40回、サメは2週間に一度生え替わる。


ヒトの食事時間と噛む回数調査結果は、弥生時代51/3990回 → 鎌倉時代29/2654 → 江戸初期22/1465 → 戦前22/1420→ 戦後・現在11/620回 ・・・各時代の食べ物を想定して実際に測定したそうだ。柔らかく調理された食材が多くなるに従いこんな変化が見られる。

暇つぶし

暇つぶし
*アナと雪の女王(Frozen)のOlafにも見られるように、通常世界の雪だるまは3段重ね(頭と胴体と足)で構成され、ご存知その名もsnow manと呼ばれます。一方、日本の雪だるまは昔から2段重ね、これは達磨大師がモデルだからということのようです。

*最近、独立問題を掲げ住民投票をやって話題になったイギリス。この国はイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つのカントリーから成り、正式名称は、the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland であり、United KingdomUK とも略される。
海外領土や王室属領を含む場合や、海外領土等に本国を表記する場合はイギリスと表記することも多いそうだが、UKをイギリスと呼んでいるのは日本だけらしい。
民族問題や歴史経緯、植民地問題等が複雑にからんでいます。 


2006年カリフォルニア大学の研究によれば、男性が1日に話す平均語数は7000語であるのに対し、女性が1日に話す語数は3倍の2万語とのこと。妙に納得、どこの国も同じ!

カリフォルニア大学

カリフォルニア大学
10大学からなるカリフォルニア大学システム(UC system)はアメリカで最大規模の州立大学群であり、バークレー校を旗艦校としている。
1868年に設置されたバークレー校はカリフォルニア大学の発祥地であり、カリフォルニア州全土に10の大学(バークレー校、デイビス校、サンディエゴ校、サンタ・クルーズ校、サンタ・バーバラ校、ロサンゼルス校、アーバイン校、リバーサイド校、マーセド校)からなるカリフォルニア大学システムの中で最も古い歴史を持つ。アジア系学生数は年々増加しており、2006年の新入生に占める割合で46%に達している(College Boardの調査による)。

本年9月半ばまでしばしの間、南カリフォルニア州オレンジカウンティをぶらぶらしていたが、驚くべきことに?多くの臨月間近かと思しき、聞きしに勝る数の中国人妊婦に遭遇した。聞けば米国で出産すれば、赤子のアメリカ市民権獲得が可能で、それを目指して短期滞在しているとのことだった。将来を見据えた安全策なのか、富裕層が子弟ら送り込み留学させ、多額の財産・資産を米国に移していることを聞いてはいたが、それを実感させられた。

そして、さらには昨今University of California, Irvineは中国人学生の急増が極端であり、現地米国人の間では、UCIは今やUniversity of Chinese Immigrants だと苦笑気味に言われているそうだ。

2014年9月22日月曜日

MAVEN in Orbit Around Mars

MAVEN in Orbit Around Mars

 NASA’s Mars Atmosphere and Volatile Evolution (MAVEN) spacecraft successfully entered Mars’ orbit at 10:24 p.m. EDT Sunday, Sept. 21, where it now will prepare to study the Red Planet’s upper atmosphere as never done before. MAVEN is the first spacecraft dedicated to exploring the tenuous upper atmosphere of Mars. 09/21/14  NASA

2014年9月18日木曜日

圧政に盾突くブラックユーモア

圧政に盾突くブラックユーモア 日本題材の絶品も
 「われわれ中国人は昔から何でも口に入れて食べる。おいしいものは珍味として楽しむが、まずいものは漢方薬として飲むのである」・・・なるほど、いわゆる「薬食同源」とは結局そういうことだったのか?

先月、米ミズーリ州で黒人暴動が起きたことを受け、中央テレビ局が「アメリカは人種差別の国だ」と批判したところ、民間のネットユーザーはさっそくかみついた。「アメリカは人種差別の国なら、どうして黒人のオバマさんが大統領になり得たのか。中国にも多くの民族があるのに、党と政府の指導者はいつも漢民族ではないのか」と。

 以前、中国の国防省が「日本には人権、自由、民主を語る資格がない」と見当違いの日本批判を行ったところネットから上がってきたのは次のような反応だ。「日本に自由を語る資格があるかどうかは僕にはよく分からないが、資格のまったくない国は確かに一つある。それがどこの国か。僕たちにはそれを言える自由がないのである」

 「1940年代、毛沢東は日本軍を利用して国民党政権を潰した。80年代、トウ小平は日本の経済援助を利用して経済成長に成功した。そして90年代、江沢民は日本を利用してナショナリズムをあおり立てて政権を維持した。今の政権も同じことをやろうとしているのではないか」

 「中国人のモラルが低いとよく言われるが、それは、モラルの一番低い人たちが中国を支配しているからだ。彼らは中国人全員のモラルが自分たちより高くなることを許さない。モラルの高い人間を監獄に入れたり殺したりして国民のモラルを落とす教育を実行した。だから中国人はこういう人種になるのだ」

 「当局は“デマを流した”としてネットユーザーを逮捕したのはなぜなのか。デマを流すことは彼らの専権事項だからだ。政府は破廉恥な売春婦を取り締まるのはなぜなのか。似た者同士は嫌い合うからだ。某政党は民間のヤクザ組織を全滅させたのは一体なぜなのか。競争する同業者の存在を許さないからだ」


 このようにして、中国のネットユーザーたちは、「共産党」や「中国政府」などの固有名詞をいっさい出さない巧妙な表現をもって、政権党と政府に対する痛烈な批判と皮肉を毎日のようにまき散らしている。今、習近平政権は「文革以来」と称されるような峻烈(しゅんれつ)さで国内の言論を徹底的に弾圧しているが、それでもユーザーたちは一向におびえる様子はなく、彼ら特有のユーモアセンスと不屈の反抗精神をもって政権批判を続けているのである。2014.9.18 12:00 産経ニュース[石平のChina Watch]より

2014年9月13日土曜日

iPS 世界初移植

iPS 世界初移植 目の難病 70代女性に 理研チーム
 
理化学研究所発生・再生科学総合研究センターと先端医療センター病院(神戸市)は十二日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った目の網膜細胞を人に移植する世界初の手術を実施した。京都大の山中伸弥教授がマウスで初めて作製してから八年。細胞が副作用なく定着し安全性が確認されれば、STAP細胞問題で停滞ムードが漂う日本の再生医療は、研究段階から実際の治療へ大きく前進する。
 患者は網膜で重要な役割を果たす細胞に異常が起こって視力が低下し、失明の恐れがある難病「加齢黄斑変性」を患う兵庫県在住の七十代の女性。昨年八月、理研が開始した臨床研究の患者募集に応じた。

 iPS細胞は体中の細胞に変化でき、再生医療で最も有望視されているが、体内でがん細胞などに変化することがないとは言い切れない。初臨床の対象として、がんになりにくい上、治療する範囲が狭いため必要とするiPS細胞が少なくて済む目の細胞が選ばれた。今後四年間は検査を続けて異常がないかを確認する。
 理研の高橋政代プロジェクトリーダーが中心となり女性から昨年十一月に腕の皮膚の細胞を採取。さまざまな細胞に変化できるiPS細胞を作製し、網膜の細胞に変化させた。今月完成した移植細胞はシート状で縦一・三ミリ、横三ミリに約五万個の細胞を含んでいる。
 手術は先端医療センター病院で午後二時二十分に始まり、二時間後に無事終了した。右目のみで実施し、眼球に直径一ミリ程度の穴を開けて病気の原因となっている網膜色素上皮という細胞を取り除き、細胞シートを入れた。
 これまで女性は薬剤を注射する対症療法を十回以上繰り返したが、悪化を続けていた。今回の移植はiPS細胞の安全性確認に重点を置いており、視力の大幅な回復は見込めないが、症状の進行を止められる可能性があるという。
 手術後に会見した高橋リーダーは「皆さんが治療できるようになって初めて治療と呼べる。十年以上かかると思うが、前向きに進んでいきたい」と語った。

◆努力のたまもの敬意
<京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授(52)の話> 人のiPS細胞ができて七年という短い時間で大きな一歩を踏み出せたのは、これまでの努力のたまもので、敬意を表する。担当した移植細胞の品質の解析では、リスクをこれ以上小さくできないところまで小さくした。実際の患者でどうなるかは臨床研究をしなければ分からず、これからが本番だ。


<加齢黄斑変性> 黄斑は網膜の中心で、物を見るのに最も重要な部分。光を受け取る視細胞などの神経細胞と、その土台で視細胞に栄養を送る色素上皮細胞からなる。加齢黄斑変性は高齢者に多く、色素上皮細胞に老廃物がたまって異常な血管ができ、視力が低下したりゆがんで見える。現在は注射で新生血管を抑える対症療法しかない。日本でも高齢化の進行で患者が増えており、現在の患者数は推計70万人。2014913 0700分(東京新聞)

2014年9月12日金曜日

大型肉食恐竜:、泳いでいた?

大型肉食恐竜:スピノサウルス、泳いでいた?
水中で過ごしていた可能性が出てきた大型肉食恐竜「スピノサウルス」の骨格のイメージ図。大きな背中の「帆」が特徴だ=サイエンス提供
 大型の肉食恐竜「スピノサウルス」が水中を泳いでいた可能性があることを、米シカゴ大などの研究チームが骨格化石の分析から明らかにし、11日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。恐竜が水中でも過ごしていた可能性を示す研究は初めて。

 研究チームは、モロッコの白亜紀後期(9700万年前ごろ)の地層から発掘されたスピノサウルスの頭骨や脚などの化石を分析した。
 その結果、体長は15メートルを超え、ティラノサウルスより大きかった可能性があることが分かった。口の先端はワニ類と似た形状だったほか、鼻の穴は後方にあり、口に水を入れたまま呼吸するのに向いていたと考えられるという。また、骨盤は他の大型肉食恐竜の半分しかなく、後ろ脚が短かった。

 このような体格は後ろ脚で全身の体重を支えることが難しい一方、泳ぎが上手だったと推測される。後ろ脚の指は平べったく、水かきを持っていた可能性があり、背中の大きな帆は水中でも目立つように進化したのかもしれないという。
 これらの特徴からチームは「スピノサウルスは、陸上よりも水中で過ごす時間が長い恐竜だった」と結論付けた。恐竜時代、水中で過ごす大型生物には首長竜や魚竜がいたが、いずれも恐竜とは別の種類。


 真鍋真・国立科学博物館生命進化史研究グループ長は「スピノサウルスの仲間が、魚を食べていたことは知られていた。水中生活に適応するため大型化したのかもしれない」と話す。【永山悦子】毎日新聞 20140912日 0730分(最終更新 0912日 1004分)

2014年9月11日木曜日

オーロラの上を飛ぶ

オーロラの上を飛ぶ
「オーロラの中を飛んでいる感覚は言葉では表現できない。どこから始まっているのかさえわからない・・・」。欧州宇宙機関(ESA)のアレクサンダー・ガースト(Alexander Gerst)宇宙飛行士が829日、この画像とともにtwitterに投稿した(99日にNASAが公開)。


 国際宇宙ステーション(ISS)の乗員は地上400キロの上空を時速27700キロで飛行しながら地球を撮影し、都市部の拡大や貯水池の造成、ハリケーンや洪水、火山噴火など、人間による変化と自然現象による地球上の変化の記録を続けている。National Geographic News September 10, 2014

2014年9月4日木曜日

南米で最大級の新種恐竜化石



南米で最大級の新種恐竜化石 重さ60トンでも成長中 

 
南米アルゼンチンで発見された巨大草食恐竜「ドレッドノータス」の想像図(研究チーム提供・共同)
 

 【ワシントン共同】生きていた時には体長約26メートル、体重約60トンと推定される最大級の草食恐竜の新種化石を、南米アルゼンチンのパタゴニア南部で発見したと米ドレクセル大の研究チームが英科学誌に4日発表した。 

 4本脚で長い首を持つティタノサウルスの仲間。アフリカゾウ12頭分、肉食恐竜ティラノサウルスなら7頭分の重さに匹敵するが、約7700万年前に何らかの理由で死んだ際には、まだ完全に成長しきっていなかったらしい。 チームの研究者は、20世紀初頭の巨大戦艦「ドレッドノート」にちなみ、“怖いもの知らず”の意味を持つ「ドレッドノータス」と命名した。201494 2200分 東京新聞

2014年9月2日火曜日

スモア



スモア
カリフォルニアはオレンジカウンティのとあるキャンプ場、何十年かぶりにキャンプに誘ってもらい楽しんだ。時は経て今や娘世代が主役。三連休とあって賑わっていた。アウトドア用品の進歩やキャンプ場の整備もかつてとは大きく様変わり。旱魃なのか渇水期ゆえなのか川底と思しき場には水の流れはなく、近くにマウンテンライオンが現われたと騒がしかったし(実際の確認はできなかった)、テント場ではかなり大きなヘビが出たといい、野性味たっぷりのキャンプだった。
定番のBBQとpotluck party、そしてキャンプファイアー。こちら昔の現役は「長じて」、縦横無尽に騒ぎまわる孫世代のウオッチが主なお仕事。
今回スモアs’moreの体験をした。マシュマロをに刺して、柔らかくなり溶けてくるまでキャンプファイヤーで焼く。この熱したマシュマロを素早く2枚のグラハムクラッカーに挟んで串を抜くが、このクラッカーの1枚にはチョコレートを乗せておく。
アメリカやカナダでのキャンプの伝統的なデザート[some moreの簡略形とのこと]で、マシュマロの柔らかい食感とチョコの甘さ、クラッカーのサクサク感が独特の味わいでした。