NASA、月探査計画グレイルの初映像を公開
(C)NASA/Caltech-JPL
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は1日、新たに月に送り込んだ探査機から初めて送られてきた月の裏側の映像を公開した。
NASAの探査機「エブ」と「フロー」は12月31日から1月1日にかけて月の軌道に到達。エブは月の上空を北極点から南極点へと通過し、「東の海」と呼ばれる900キロの盆地などの映像をとらえた。
映像には、南極点付近にあるクレーター「ドリガルスキー」も写っている。中央部にある星形の地形から判断すると、このクレーターは彗星(すいせい)か小惑星の衝突によってできたものだとNASAは解説している。
エブとフローはNASAの月探査計画グレイルの一環として打ち上げられた。82日間かけて月の重力を観測して内部構造を調べ、地球などが形成された過程を解明する手がかりを探る。 2012.02.02 Thu posted at: 11:20 JST CNN
0 件のコメント:
コメントを投稿