2012年2月18日土曜日

ピラミッド 5000年の嘘

ピラミッド 5000年の嘘
 本日封切の上記映画を朝一番で観てきた。
 紀元前2700年から2500年代に建造されたエジプトの遺跡「ギザのピラミッド」をあらゆる面から検証し、考古学者のみならず建築や人類学、物理学、地理学、天文学など様々なジャンルの学者や研究者の証言・新説を得て、ピラミッドの常識を覆す提案に至る歴史ドキュメンタリー。

 クフ王の墓として世界中に知られるギザのピラミッド。第二次世界大戦前に英国空軍が偶然撮影した写真により、ギザの大ピラミッドが4面体(四角錐)ではなく、実は8面体だという事実が目視できる。90センチ幅の回廊中での精密な仕事は何故可能だったのか?そしてそれが、地理学、天文学的観点からも、緻密な計算の上、設計されていたことがわかる。

 基礎の土台は6000ヘクタール。800km以上も離れたアスワンから、70t以上もの石を運び、最高 64mに積み上げる。大きなスペースなのに部屋はたった3ヵ所。ズレは0.5mm、高い精度で200万個の石を積む、しかも地震にもビクともしない。建造に20年というのが定説であるが、365日、1日12時間働いて200万個の石を積むと、2分30秒に1個積む計算になる。車輪や鉄鋼のなかった頃、銅のノミ、石の槌、麻のロープで建造した・・・ことになる。

 ギザのピラミッドと同じ石の積み方をした場所がある。南米のチリから3700km、タヒチからは4000kmも離れているイースター島だ。ここにあるモアイ像にも謎が多い。火山岩でできた人物像は、4~5mから11mもある。未完成で、斜面に横たわる像は、20m、250tもある。イースター島とモヘンジョダロの遺跡の象形文字は、よく似ていることが示される。

 ペルー、ナスカの地上絵を空から取材する。鳥や動物のような大きな絵は、100m以上もあって、空からしか見えない。直線での最大距離は 48kmにもなる絵もある。何のためにこのような絵を描いたのか。考古学者は言う。「古代の人が歩く、行進用の道路だろう」。近くでは40ほどのピラミッドが見つかっているが、資金不足で調査はされていない。有名なマチュピチュの遺跡。石の積み上げは、エジプトのギザとほぼ同じで、左右対称になっている。

 どこの場所も、複雑な形の重い石が、精巧に積み上げられている。建設用の道具を用いた形跡はない。イースター島、クスコ、マチュピチュ、ギザと、どの遺跡も古いものほど大きく、精度が高く、よく似ている。メキシコのティオティワカン。ギザと同じく3つのピラミッドがある。そのうちの太陽のピラミッドは建設に150年かかったらしい。

 中国の西安郊外には、何百という多くのピラミッドがあるが、政府は情報を公開していない。唯一、許可を得たカメラマンの映像が出るが、誰が、いつ、どんな方法で建てたのかは不明だ。ところが、それぞれの遺跡の、ある共通点が浮かびあがる。そして、再び、ギザの大ピラミッドに話は戻る。大ピラミッドの長さ、高さなど、いろいろな数字が明らかにされる。それは、黄金数、円周率、メートル法にまつわる驚くべき数字の数々。

 新しい仮説が提出される。それは、ピラミッドなどの古代遺跡が、地球規模の大きな理由を秘めていて、今までの「常識」を根底から覆すほどなのだが…。

 以上、すなわち、大ピラミッドはクフ王の墓ではない10の理由を詰めていく。
 精巧な石組み、力のバランスをとる種々の形状の組み合わせ、対称性の石組み、かみそり一枚入らない、一個の重さ自動車1台から40台分の重さ。

 種々の物理法則の教え?は未来へのメッセージではないか?気候変動、地震、1.2万年周期での激変、それは、星座とピラミッド稜線とスフィンクスで示されているのではないか? 
 赤道角30度のベルト地帯に世界の遺跡群が集中する事実は何を意味するか? 
過去にも100回程度起きていた磁極の反転が近いのではないか?それが起これば、数時間から数日の間、地球は無磁気になり、無防備状態となる可能性があり、人類滅亡の危機をもたらすのではないのか・・・そういうことを云いたいのかな?? 
 
 「信じるも信じないもアナタ次第です!?」

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