火星探査機が着陸に成功 NASAのキュリオシティ
昨年11月に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の無人探査機キュリオシティが日本時間6日午後、火星の大気圏に突入、着陸に成功した。火星着陸は、2008年の探査機フェニックス以来で、1971年に着陸直後に交信を絶った旧ソ連の探査機を除くと、計7機目。
キュリオシティは全長3メートル、重さ約900キロで、過去最大の火星探査機。車輪を持った移動型の探査機としては04年に着陸したオポチュニティ以来となる。
着陸したのは生命活動に欠かせない液体の水が運んだ堆積(たいせき)物があるとみられる赤道付近のクレーター。2年間にわたり採取した岩石や土を分析、微生物などの生命が存在した痕跡がないかを調べる。(パサデナ〈米カリフォルニア州〉=行方史郎)2012年8月6日14時48分朝日
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