地球の神秘や躍動を体感 世界の絶景27選 2/5
7.ジャマ・エル・フナ広場(モロッコ・マラケシュ)
モロッコの主要都市マラケシュにあるジャマ・エル・フナ広場ではさまざまな大道芸が見られる。
この広大な広場には、正午を過ぎると蛇使い、音楽家、ベルベル人薬剤師、画家、ダンサーなど、地元の個性豊かな人々が集まってきて活気を帯びる。
大道芸を見物するには建物の1階にあるカフェが最適だが、夕方、屋台から煙が上がり始めたら、人々に混じって屋台のテーブルで食事をしよう。5ドル(約400円)で焼き肉とパンのセットが食べられる。
8.ヨセミテ国立公園(米国・カリフォルニア州)
古い山々は時間の経過とともに人々の記憶から消える。だが、ヨセミテ国立公園の象徴ともいえる、巨大な花こう岩からなるハーフドーム、センチネルドーム、エル・キャピタンの3つのスポットは、米国の写真家アンセル・アダムスの写真のおかげで永遠に忘れ去られることはない。
ヨセミテを初めて訪れた人は、1850年頃、ゴールドラッシュの開拓者たちが発見した松林やそびえたつ山々の見事な景色に思わず息をのむ。
日帰り旅行者が帰った後、松の香りのする空気を吸い、壮大な景色を堪能し、ゆったりとハイキングを楽しむには国立公園内での宿泊が必須だ。
9.サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(イタリア・ベネチア)
ベネチアの象徴的な歴史的建造物は、多くのルネサンス絵画の題材となっているため、初めて見た人は感動のあまり心臓が止まりそうになる。
リアルト、ため息橋、サンマルコ広場は今も400年前とほとんど変わらぬ姿を見せているが、大運河の入り口で霧から浮かび上がるサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂ほどラ・セレニッシマの神秘性を連想させる物は他にない。
この光景を見るなら、ベネチアに向かう水上バス「バポレット」からがベストだろう。
10.ジャングルの中のピラミッド(メキシコ・パレンケ)
メキシコ東部にはマヤのピラミッドが数多く存在するが、メキシコ南部の古代都市パレンケのピラミッドほど見事なピラミッドは他にない。
この場所には、映画「レイダース・失われたアーク」に登場するようなジャングルにそびえる寺院があり、他の遺跡にはない「インディ・ジョーンズ」シリーズを思わせる失われた世界のような雰囲気を醸し出している。
11.激しい雷雨(トルネード街道・米国)
稲妻や竜巻を見たいなら、ロッキー山脈からアパラチア山脈にかけての「トルネード街道」と呼ばれる竜巻の多発地帯で活動する竜巻追跡チームに参加す るといいだろう。なんと、米国の「大規模な」竜巻の25%はこの地帯で発生しているという。竜巻を見るのに最適な時期は5月から6月にかけてだ。
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