2009年2月28日土曜日

13歳のメッセージ ---心はがんに侵されていない---

 13歳のメッセージ
     ---心はがんに侵されていない---


 一ヶ月ほど前に見たこの記事が気になっていた。死に直面し、意識せざるを得ない13歳の言葉。

 「みなさん、本当の幸せって何だと思いますか」
 制服姿の中学2年生の少女が、聴衆に問いかけた。
 「それは『今、生きている』ということなんです」
 04年7月2日、福岡県大牟田市で開かれた小中学生らの弁論大会。少女は続けた。
 「生き続けることが、これほど困難で、これほど偉大かと思い知らされました」
 「家族や友達と当たり前のように、毎日を過ごせるということが、どれほど幸せか」


 2カ月半後の9月16日、少女は亡くなった。小学6年で骨肉腫を患い、全身に転移していた。弁論大会で読んだ作文「命を見つめて」の1419文字が残った。
 猿渡瞳さん。13歳だった。 

 苦しいとき、福島さんは瞳さんが死の2日前に残した言葉を思い起こす。
 「骨はがんに侵されているけど、心はがんに侵されていない。心は自由で幸せ」
 (2009年2月8日12時0分 朝日より抜粋)


 一方で、報道される10年連続で年間3万人超を記録している国内の自殺者数、無差別殺人、親殺し、子殺し。そんななか、相も変らぬ「ばら撒き外交」・キャッシュディスペンサー。
 もっと上手い使い方、アピールの仕方がありそうなもんだ。いっそせめて半分は直接日本人のため、日本のために使ってくれよ!

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