心臓の健康には速足、ジョギング
速足歩行やジョギングを毎日すれば心疾患や脳卒中のリスクを50%も低減できるが、毎日1時間歩いても違いがないことが、デンマーク、ビスペビャーBispebjerg大学病院(コペンハーゲン)のEva
Prescott氏らによる研究で明らかになった。心疾患や糖尿病、脳卒中のリスクを高めるメタボリックシンドロームの予防には運動の時間よりも強度が問題であることを示唆している。Prescott氏らは、21~98歳のデンマーク人成人1万135人で検討。1991~1994年に最初の評価を行い、10年間の追跡調査を行った。
メタボリックシンドロームはあまり運動をしない人の約19%、よく運動する人の12%に認められた。また、運動量だけでなく強度がメタボリックシンドロー ムのリスク軽減に有用であったことも判明。速足での歩行はリスクを50%、ジョギングは40%低減したが、毎日1時間歩いても変わらなかった。 (HealthDay News 10月8日)
0 件のコメント:
コメントを投稿