2012年10月31日水曜日

火星とハワイの土似てる


火星とハワイの土似てる 無人探査車キュリオシティーが分析
火星探査車「キュリオシティー」が採取した地表の土(右)と採取した跡(左)(NASA提供)
 
米航空宇宙局(NASA)は30日、火星の地表を覆っている土はハワイの火山に由来する玄武岩質の土とよく似ているとの無人探査車「キュリオシティー」の分析結果を発表した。
  火星ではしばしば砂嵐が発生するため、火山活動でできた岩石が風などにさらされて細かい粒になったらしい。キュリオシティーはこれまでに太古の川が流れた 跡を見つけており、チームは「着陸したクレーター周辺には、水が存在した時期から乾燥した時期に移り変わった証拠が残されている」とみている。
  分析したのは、ロックネストと名付けた岩場で採取した地表の土。搭載したエックス線分析装置などで鉱物組成や結晶構造を調べると、長石、輝石、かんらん石 などを含む玄武岩の特徴が確認できた。川が流れた跡とみられる礫岩ができたのが数十億年前と古いのに比べ、今回の土はそれより新しい時代に乾燥した環境で つくられたとチームはみている。(共同)2012.10.31 09:59 産経ニュース 

2012年10月30日火曜日

真実テラー?


真実テラー? 
手を抜け、気を抜くな
 
嘘は大きければ大きい程、ばれにくい

金で幸せを買えないと言うやつは、買う場所を知らないだけだ

牛乳を飲む人より、牛乳を配達する人の方が健康だ

花を咲かせない方法っていうのがあるの。水も栄養も十分に与えるのよ。そうすると植物は安心してしまって花を咲かせないわ
 
絶対な事など絶対無い

2012年10月27日土曜日

土星で大規模嵐、エチレンガスが大量発散


土星で大規模嵐、エチレンガスが大量発散 NASA

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は27日までに、探査機カッシーニが土星で発生した前例にないエネルギー量を放出した大規模な嵐に伴い、土星での探知はまれなエチレンガスの大量の発散を観測したと報告した。
嵐の規模はこれまでになく巨大で、科学者は大気の急激な気温変化をもたらしている嵐の組成物質となったこのエチレンガスの存在にも首をかしげている。エチレンガスの発生場所などについては解明されていない。

この規模のガス性の嵐が地球上で起きたことを想定した場合、北米大陸の上から下までの範囲に届き、地球を複数回にわたって包む可能性があると指摘。NASAの科学者は、これほどの規模の嵐は30年に1回、「土星年」で計算した場合は1年に1回の比率で発生するとしている。
 今回の現象を調べているNASAの研究者は声明で、気温の上昇は信じられないほど激しいと報告。地球上で同じ水準の気温の変化を観察するには、真冬のアラスカ州フェアバンクスから真夏のモハベ砂漠へ行くようなことが必要と説明している。
1997年に打ち上げられたカッシーニが嵐を探知したのは2010年12月5日。この現象の観測を続けているが、エチレンガス発散の発見は予想外の展開だったという。
同探査機の打ち上げにはNASAのほか、欧州宇宙機関(ESA)とイタリアの宇宙研究機関も参加している。2012.10.27 Sat posted at 16:06 JST CNN

お互い様


お互い様
*タレントA
あなたの本、楽しく読ませていただきました。誰が書いてくれたんですか?
ライバルB
お気に召していただいて光栄です。どなたがあなたに読んで聞かせてくださったのかしら。

*演出家:
開演の日に2枚のチケットを予約しておきました。そしてもしお持ちなら、ひとりの友人を連れてきてください。
皮肉屋VIP
最初の日に行くのは難しいな。2日目に行くよ、もしもう1日公演があるならね。

*首相:
どうして、私が話している間に、寝なければならないのですか?
野党党首:
寝る義務はない。自発的に寝ていたよ。

2012年10月26日金曜日

安全な心筋、効率良く作製 iPS細胞から京大


安全な心筋、効率良く作製 iPS細胞から京大 
京都大が世界初の作製法でiPS細胞から作った心筋細胞の塊(中辻憲夫京都大教授提供)
 
 新たに開発した化合物を使い、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から安全性に優れた心筋細胞を効率良く作ることに京都大の中辻憲夫教授らのチームが成功し、25日付の米科学誌セル・リポーツ電子版に発表した。
  心筋細胞は、さまざまな組織や臓器の細胞になる能力があるiPS細胞から既に作られているが、今回は世界初の作製法。iPS細胞から最大98%の高い割合 で、成人の心筋細胞に近いものが低コストでできる利点がある。チームは「これまでの課題を克服できる。実用化を大きく前進させ、世界で活用される技術」と している。(共同)20121026 0200分 東京新聞

2012年10月25日木曜日

速足、ジョギング


心臓の健康には速足、ジョギング
 速足歩行やジョギングを毎日すれば心疾患や脳卒中のリスクを50%も低減できるが、毎日1時間歩いても違いがないことが、デンマーク、ビスペビャーBispebjerg大学病院(コペンハーゲン)のEva Prescott氏らによる研究で明らかになった。
 心疾患や糖尿病、脳卒中のリスクを高めるメタボリックシンドロームの予防には運動の時間よりも強度が問題であることを示唆している。Prescott氏らは、21~98歳のデンマーク人成人1万135人で検討。1991~1994年に最初の評価を行い、10年間の追跡調査を行った。
 

 メタボリックシンドロームはあまり運動をしない人の約19%、よく運動する人の12%に認められた。また、運動量だけでなく強度がメタボリックシンドロー ムのリスク軽減に有用であったことも判明。速足での歩行はリスクを50%、ジョギングは40%低減したが、毎日1時間歩いても変わらなかった。 (HealthDay News 10月8日)

最適地


最適地
*聴きたいのならウィーンへ行け

*学びたいのならロンドンへ行け

*世界の料理を試したいなら東京へ行け

*着たいのならミラノへ行け

*叫びたいのならソウルへ行け

*小遣いもらって騒ぎたいのなら北京へ行け

*食べたいのならパリへ行け

*競争したいのならNYへ行け

*パラダイスを求めるなら札幌へ行け

2012年10月24日水曜日

ダム湖覆う浮草消えた


ダム湖覆う浮草消えた景観回復の意外な功労者
緑の葉で水面を覆ったアイオオアカウキクサ(7月13日、一庫ダム管理所提供)と再び澄んだ水面を取り戻した一庫ダム(8月24日)

 ハイキング先としても人気のある兵庫県川西市の一庫ダムで、水面を覆っていた外来雑種の水生シダ植物「アイオオアカウキクサ」(アカウキクサ科)が今夏、突然消えてなくなり、元の美しい景観を取り戻した。
 
 大量発生した蛾の幼虫にウキクサの葉が食べ尽くされたためで、幼虫もその後、自らの足場のウキクサをなくして水中に沈み、魚の餌食になったとみられる。ウキクサ駆除に頭を悩ませていた関係者の間では、予期せぬ救世主に「自然の神秘を見た思い」と驚きの声が上がっている。
 
 ウキクサは昨年8月、ダムの約1キロ上流で初めて確認。緑の葉は瞬く間に増殖し、今年になって水面の約2割を占拠した。
 変化が現れたのは、今年7月。水面を覆っていた緑色の葉が徐々に灰色になって領域を狭め、1か月余りでほぼ姿を消した。同管理所が調べたところ、ウキクサの葉に蛾の幼虫が大量発生し、食べ尽くしたことがわかった。

 幼虫は体長約1センチで、「ミズメイガ」と呼ばれる蛾の仲間。同管理所ではオイルフェンスを張るなどウキクサの大がかりな回収法を検討したが、自 然が短期間で解決した形で、同管理所長代理の大牧千木さんは「自然が自らの力で回復してくれた。再び繁殖する可能性があるので、今後も注意深く観察したい」とする。
 ウキクサは大阪城の堀や淀川でも発生し、枯死すると底に沈んでヘドロの原因になるため問題化している。大阪府水生生物センター(寝屋川市)主任研 究員の内藤馨さんは、一庫ダムについて、「聞いたことのない現象」と驚き、「幼虫がそのまま成虫になった場合、それが害虫になる恐れもある。他の場所で、駆除方法として蛾を利用するのは難しいのでは」と話している。(2012年10月23日14時57分  読売新聞)

2012年10月23日火曜日

ごもっとも


ごもっとも

バスを待っていて、誰かが「もうバスは来ました?」と尋ねてくる。もしバスがすでに行ったなら、オレがそこにいると思うのか?

作曲家:モーツァルトさん、私は交響曲を書こうと思うのです。どのように始めたらいいか、教えてくれませんか?
モーツァルト:交響曲は非常に複雑な形式の音楽です。多分、もっと単純な音楽から初めて、それから交響曲へ進むといいでしょう。
作曲家:でもあなたは8歳の時から交響曲を書いていましたよね?
モーツァルト:ええ、でも私は誰かに作り方を聞いたりしませんでしたよ。

イタリアの格言は信用するな(フランスの格言)

2012年10月21日日曜日

発掘物の年代:誤差170年


発掘物の年代:誤差170年で測る測定法開発 日欧チーム
水月湖の湖底堆積層から採取された葉の化石=サイエンス提供

 発掘された物の年代を、過去5万年間で誤差170年という極めて高い精度で測る「物差し」を、中川毅・ 英ニューカッスル大教授(古気候学)ら日欧のチームが作製し、19日付の米科学誌サイエンスに発表した。福井県にある水月(すいげつ)湖の湖底が役立った 2万数千年前とされるネアンデルタール人の絶滅期など謎に満ちた古代史や気候変動の解明に役立つ可能性がある。

 化石や地層などの年代の測定には、植物などが取り込んだ放射性炭素14の量が約5700年で半減する性 質が利用されている。各年代の海底堆積物(たいせきぶつ)などに含まれる炭素14の量を分析して作られた国際的な物差しがあるが、海流の浸食作用などの影 響で堆積物が乱されるため、誤差が数百年あった。一方、樹木の年輪を使えば正確な年代が測定できるが、残存試料は1万2800年分にとどまっていた。

 チームは、福井県若狭町にある水月湖(水深34メートル)の湖底堆積物に注目した。この湖は、直接流れ込む川がないので地層が乱されることなく、葉などが1年ごとにきれいに積もるので、各年の炭素14の割合をより正確に分析できると考えたからだ。
 06年、湖底4カ所を約70メートル掘削し、5万2800年分の地層の年代を確認。採取した葉の化石など約800個の炭素14の濃度を調べ、従来の測定法の精度を大幅に向上させることに成功した。
 来年改定される炭素14を用いた国際的な基準には、水月湖のデータが反映されるという。中川教授は「世界一、精密な時計ができた」と語る。【阿部周一】毎日新聞 2012年10月21日 21時01分(最終更新 10月21日 21時19分)

2012年10月20日土曜日

ワハハハ


ワハハハ
ハードルは高ければ高い程くぐりやすい。

成功を急いではならない。あなたはその後、何をして生きるのか?地平線をあなたのゴールにするがよい。それは常に前方にあるからだ。

ストーブの上に1分間手を置くと1時間のように感じる。だが、かわいい子と1時間いっしょに座っていると1分のように感じる。それが相対性だ。(アインシュタイン)
 
女優A:あなた、知ってるでしょ。私が自分の顔に5万ドルの保険をかけたってこと。
ライバル女優B:スゴイわね。で、お金は何に使ったの?

2012年10月18日木曜日

Minneapolis続

Minneapolis
歴史的にみると1680年頃にヘネピン神父らを連れたフランス人の入植者に始まる(道路名にその名を残す)。1620年9月の帆船メイフラワー号によって、初めてアメリカに植民地を開いた、かの「ピルグリム・ファーザーズ」から遅れること60年である。
1860年代中盤に入ると、スウェーデン、ノルウェー、デンマークといった北欧系の移民がミネアポリスに住み着くようになった。やがてドイツ系、イタリア系、ギリシャ系、ポーランド系の移民が続いた(Twin cities観光バスツアーのガイドはドイツ語圏の名前ハイジだった)。
1990年代以降はラテン系の住民やアフリカ、特にソマリアからの難民がミネアポリスに移入してきた。ちなみに、空港から乗ったタクシーの運転手は19年前にソマリアから来たと言っていた(多分難民)。21世紀に入っても、ミネアポリスは新たに移入してくる移民の主要な受け入れ先となっている。   

初期においては、ミネソタ州北部の森林地帯から材木を得て、滝の水力を利用した製材所で加工したことから、製材業が発展した。1871年頃ミシシッピ川の西岸には小麦製粉、綿織物、毛織物、製鉄、鉄道機械、製紙、肩帯、木材加工といったさまざまな産業が興った。

乾燥して寒い冬と温暖で時折蒸し暑くなる夏に特徴付けられ、また気温の年較差が大きいという内陸性の気候である。ミネアポリスの市名はダコタ族の言葉で「水」を意味するmniとギリシャ語で「都市」を意味するpolisとを組み合わせてつけられた。市には水が豊富で、市域内に20の湖を持つ。

公園整備がよくなされ、大きな湖(Lake Calhoun & Lake Harriet)に隣接する小高い丘の上には高級住宅が並び、なかには夏場はミネアポリス、冬場はフロリダやカリフォルニアを行き来するお金持ちが多いとツアーガイドが説明していた。
そうした背景から、市はCity of Lakes(湖の街)、Mill City(製粉の街)という別名を持っている。東に隣接する州都セントポール市と合わせてTwin Citiesとも呼ばれている。
今日のミネアポリスの主産業は主に商業、金融、運輸、保健、製造業である。ミネアポリスには連邦準備銀行が置かれ、中西部の重要なビジネス拠点となっている。
ダウンタウンには大規模小売店チェーンのターゲットが、郊外には穀物メジャーのカーギルや大手電機小売のベスト・バイが本社を置いている。

さらにまた、ダウンタウンには総延長7マイル(11キロ)に及ぶskywayが巡らされ、-20℃以下になる冬場、蒸し暑い夏場はエアコンの効いた快適な場を提供している。 
light-railとよばれる電車は、全米一といわれるMall of America(4階建て、中央部分は屋内型テーマパークでジェットコースターやら何やら子供が喜ぶ遊戯施設がそろっている)や空港にアクセスしている。スイスに似て各駅からはバスが接続しており、運賃もかなり安い(シニアは75セントで2時間半以内なら乗り放題でラッシュアワーを除き有効だった。通常運賃は$2.25)。
 MOA


 Light rail
 Guthrie Theater

 Fago de Chao

 Skyway
 Skyway map(オレンジ色)


宇宙飛行士がとらえた地球の光景


宇宙に浮かぶ1隻の船――宇宙飛行士がとらえた地球の光景
 60億を超える人々が暮らす惑星、地球。欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士パオロ・ネスポリさん(55)は、2010年から11年にかけ て半年の国際宇宙ステーション(ISS)滞在中、その姿を2万6000枚あまりの写真に収め、短文投稿サイトのツイッターに掲載してきた。その一部を紹介する。2012.04.28 Sat posted at 12:30 JST CNN

イタリア  写真提供:ESA/NASA
ネスポリ宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)からとらえた地球の姿 
キューバ  写真提供:ESA/NASA
トアウ環礁(仏領ポリネシア) 
カナダ北部の氷雪
ティベスティ山地(アフリカ・チャド) 
雪をいただいたイタリア北部の山脈
ISSの観測用モジュール「キューポラ」の中のネスポリさん
地球上空を飛行するISS
ISSドッキングの瞬間 
ロンドンの夜景
北極圏のオーロラ
月の出

2012年10月17日水曜日

4つの太陽をもつ惑星


4つの太陽をもつ惑星、アマチュア天文家が発見
 (CNN) アマチュア天文家が米航空宇宙局(NASA)の望遠鏡のデータを解析して、4つの太陽をもつ惑星を発見した。米ネバダ州で開かれた米天文学会の会合で17日までに発表された。
 2つの太陽をもつ惑星はこれまでに6個の存在が確認されているが、4つの太陽をもつ惑星が見つかったのは初めて。発見のきっかけとなった天体発見プロジェクト「プラネット・ハンター1」の略称を取って、「PH1」と命名された。
 PH1は2つの太陽の周りを周回し、さらに2つの太陽がこの惑星の周りを周回しているという。大きさは半径が地球の6倍ほどあり、海王星より少し大きい程度。

 発見者はアマチュア天文家のロバート・ガリアーノさんとキアン・ジェックさん。プラネット・ハンターのプロジェクトサイトを通じて公開されているNASAの宇宙望遠鏡「ケプラー」のデータを解析し、米エール大学の天文学者と共同で発見にこぎつけた。
NASAの研究員は今回の発見について、「星を愛する科学者と市民が知識と探査結果を結集した協力関係の模範となる成果だ」と評価している。2012.10.17 Wed posted at 10:51 JST CNN

赤色巨星を囲む不思議な渦巻き


赤色巨星を囲む不思議な渦巻き、その正体は
アルマ電波望遠鏡で見つけた赤色巨星の周囲の不思議な渦巻き構造=アルマ観測所提供

 欧州南天天文台などの国際研究チームは、年老いて膨張した赤色巨星を取り囲む不思議な渦巻きの観測に成功した。
 英科学誌ネイチャーの最新号に掲載された。
 日本などがチリに建設したアルマ電波望遠鏡で見つけた。

 渦巻きの正体は、赤色巨星が噴出したガスで、星の周囲を回る小さな星にかきまぜられ渦巻き 状になったらしい。太陽もやがて赤色巨星になると考えられており、研究チームは「未来の太陽の姿を知るヒントにもなる」としている。
 渦巻きは昨年10月、地球からくじら座の方向に950光年離れた、ちょうこくしつ座にある赤色巨星で見つかった。渦巻きの半径は、地球から太陽までの約5400倍ほど。赤色巨星は常にガスを噴き出しており、渦巻きのもっとも外側の輪は、巨星が約2000年前に噴き出した大量のガスの跡だという。201210161110  読売新聞)

2012年10月14日日曜日

Minneapolisなう

Minneapolisなう
 カナダの国境近くなのでさすがに寒い。2日前の朝は氷点下だった。風冷たくダウンジャケットが心地よい。総延長 7miles(11km) に及ぶ街中の大きなビルを縦横無尽につなぐ夢の架け橋“Skyway”がそのユニークな存在を誇示している。冬場は吹きさらしから身を守り、夏場はエアコンが効いて涼しく、道路に面する地上階より2Fの価値がはるかに高いそうだ。





2012年10月13日土曜日

iPS移植は虚偽


【おわび】iPS移植は虚偽読売、誤報と判断
YOLに掲載されたiPS心筋移植に関連する記事に誤りがありました。おわびします。
201210130701  読売新聞)

2012年10月11日木曜日

アルミ缶「城」


アルミ缶「城」、ギネス認定製作は還暦以上
ビールの空き缶でつくった高取城天守閣のオブジェ(奈良県高取町で)=一圓正美撮影
 奈良県高取町で、城跡が国史跡となっている高取城を3万5679個のアルミ缶で再現したオブジェが、「缶の使用数が最も多い像」としてギネス世界記録に認定され、10日、除幕式が行われた。

 イタリア・ローマのビール会社がつくったラグビーボールのオブジェ(2万76個)を大幅に更新。高さ4・1メートルの天守閣を、地元の自治会と市民団体が3か月かけて完成させた。
 製作にかかわった29人は全員60歳以上。参加した男性(69)は「高齢者ばかりでも、力を合わせてやる気になれば、世界記録もつくれる」と満足げ。(2012年10月11日09時52分  読売新聞)

iPS心筋移植、ハーバード大で…初の臨床応用


iPS心筋移植、ハーバード大で初の臨床応用
 あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)から心筋の細胞を作り、重症の心不全患者に細胞移植する治療を米ハーバード大学の日本人研究者らが6人の患者に実施したことが、10日わかった。
 
 iPS細胞を利用した世界初の臨床応用例で、最初の患者は退院し、約8か月たった現在も元気だという。ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった京 都大の山中伸弥教授がマウスでiPS細胞を作製してから6年、夢の治療として世界がしのぎを削る臨床応用への動きが予想以上に早く進んでいる実態が浮き彫 りになった。
 iPS細胞を利用した心筋の細胞移植を行ったのは、ハーバード大の森口尚史客員講師ら。森口講師は、肝臓がん治療や再生医療の研究をしており、東京大学客員研究員も務める。現地時間10、11日に米国で開かれる国際会議で発表するほか、科学誌ネイチャー・プロトコルズ電子版で近く手法を論文発表する。(2012年10月11日07時31分  読売新聞)

再生医療 危うい倫理


再生医療 危うい倫理 動物で人の臓器育成
 人間並みの記憶力を持つマウスや人間の皮膚を持つサルなどがあらわれるかも-。どんな細胞にも変わりうるiPS細胞をもとに、動物の体内で人間の 臓器を作り出す研究が進んでいる。山中伸弥京都大教授のノーベル賞受賞でiPS細胞の応用に期待が集まる一方、人間と動物の境界があいまいになるという倫 理的な課題が浮上した。(榊原智康)

 マウスとラットが合体した動物はすでに生まれている。糖尿病の根本的な治療をめざす東京大医科学研 究所の中内啓光教授らは、マウスの体内でラットの膵臓(すいぞう)を作った。膵臓ができないよう遺伝子操作したマウスの受精卵に、ラットのiPS細胞を入 れると、生まれたマウスの体内にはラットの膵臓ができた。
 さらに、膵臓ができないようにしたブタの胎児に、人間のiPS細胞を培養した細胞を移植する研究に着手した。この細胞は膵臓の細胞になるよう方向づけられている。うまくいくとブタで人間の膵臓を作ることができる。

  肝臓病の治療をめざす横浜市立大の谷口英樹教授らは「マウスに人間の肝臓を作った」と、今年六月に発表した。人間のiPS細胞を、肝細胞の一歩手前の細胞 に変化させ、血管を作る細胞などとともに培養。これをマウスの頭部に移植した。すると人間の血管網ができ、大きさは五ミリだが、特有のタンパク質を作るな ど肝臓の機能を持つ臓器ができたことを確認した。

 国の指針では、動物の受精卵に人間の細胞を移植し、子宮に戻して個体を作り出すことを禁 じている。人間と動物の中間の生物ができてしまう恐れがあるからだ。ただ人間の細胞や組織を、動物へ移植することは認められている。東大や横浜市大の研究 は、このルールの中で進められている。

 なぜ、動物が必要なのか。横浜市大の武部貴則助手(再生医療)は「試験管の中で丸ごとの臓器を作るのは難しい」と説明する。細胞の培養は体外でもできるが、臓器の形成には、同じ生体である動物を活用するのが早道なのだ。
  ただ、技術が進めば、脳細胞の動物への移植などにも応用でき、やっていいことといけないことを、どのように線引きするかという問題に直面する。山中教授も どこまで進めてよいか国民的な議論が必要だと訴える。大阪大の加藤和人教授(医学倫理)は「一律に動物の利用を制限することには賛成できない。個別の判断 が必要になる。患者、研究者、倫理の専門家、それに市民による熟議の場を設けるべきだ」と話している。2012年10月11日 07時02分(東京新聞)

「タイタン」の湖に浮かぶ探査機、欧州で計画

土星の衛星「タイタン」の湖に浮かぶ探査機、欧州で計画

(CNN) スペインの宇宙生物学研究所と民間のエンジニアリング企業セネルが手を組んで、土星の衛星「タイタン」の湖に探査機を浮かべて航行させる計画を提案している。
 船舶型の探査機は「TALISE」(北米先住民イロコイ族の言葉で「美しい水」の意味)と名付けられ、タイタンの湖「リゲイア海」に着水させ、航行させる計画。探査は半年~1年をかけ、3段階で実施する。
 タイタンには米航空宇宙局(NASA)が過去に探査機を送り込み、地中に液体の水が存在する可能性があることを突き止めている。しかしこの時の探査機は、水上に長時間浮いていられる設計にはなっていなかった。

 これに対してTALISEは高度な推進システムを搭載して長時間の浮遊を実現し、さらに多くの情報を収集することを目指す。まだコンセプト段階だ が、推進システムは水車型のパドルホイール、空気注入式ホイール、空圧式や水圧式のプロペラといった選択肢を検討。これで探査機を制御して、湖の着水地点 から岸辺まで移動できる。探査機は湖の成分やリゲイア海周辺の状況を探査する計画。
研究チームは9月に開かれた欧州惑星科学会議で探査計画について「主な目標はタイタンの環境、湖、炭化水素と窒素を多く含む土壌の成分について特徴を調べること」と説明している。
 タイタンは地球に似た環境を持ち、生命の起源について解明する手がかりを秘めている可能性もある。ただし現時点では気温が低すぎて、地球型の生命は存在できないと考えられている。2012.10.10 Wed posted at 14:47 JST CNN

ノーベル化学賞、米2氏に…細胞の情報伝達解明


ノーベル化学賞、米2氏に細胞の情報伝達解明
 スウェーデン王立科学アカデミーは10日、2012年のノーベル化学賞を、ロバート・レフコウィッツ米デューク大教授(69)と、ブライアン・コビルカ米スタンフォード大教授(57)の2人に贈ると発表した。
 
 授賞理由は「Gたんぱく質共役型受容体の研究」。アドレナリンなどのホルモンの刺激を受けた細胞は、その情報をどう処理しているのか。また、口や鼻の細胞は味やにおいをどのように把握しているの か。受賞が決まった2人は、細胞の表面を覆う膜にある「Gたんぱく質共役型受容体」の働きや構造を明らかにし、細胞の内外で情報を伝達する仕組みを突き止めた。(2012年10月10日23時18分  読売新聞)