2017年3月18日土曜日

もの凄いおばあちゃんだ

もの凄いおばあちゃんだ
7大陸で7日連続フルマラソン、70歳女性が走破
*7大陸で7日連続のマラソンを達成したチョー・スミスさん
(CNN) 米ミズーリ州に住む70歳の女性が、世界の7大陸で7日連続して7回のマラソンを走破する記録を達成した。同州インディペンデンスでクリーニング業を営むチョー・スミスさん(70)。今年1月25日~31日にかけ、オーストラリア・パース、シンガポール、カイロ、アムステルダム、米ニューヨーク州ガーデンシティ、チリ・プンタアレナス、南極圏のキングジョージ島でマラソンに挑んだ。
毎朝起床すると26.2マイル(約42.16キロ)を走り、それから飛行機で次の大陸へ移動してまたマラソンに挑む毎日。7大陸マラソンは専門の旅行会社が企画し、スミスさんのほかにも9人が参加した。

練習には8カ月を要したというスミスさん。「最後の4カ月は相当の長距離を課し、毎週15~130マイルを走った」と語る。
初日のオーストラリアでは気温が37度を超えてかなりの日焼けを負い、2日目のシンガポールからカイロへの移動では、便が遅れてエジプト到着がレースのスタート直前になった。
「部屋へ行って着替える時間は10分しかなかった」「鍵が合わなくて10分をほぼ使い果たし、涙が出た」とスミスさんは振り返る。スミスさんはカイロでのマラソンを7時間以内に終えることを目標としていたが、旅行会社の担当者は便の遅れを理由に、6時間以内にゴールしてほしいと一行に指示。スミスさんにはハーフマラソンにすることを提案した。
しかしスミスさんは、5時間51分でフルマラソンを走り切った。「この日以来、ハーフマラソンにしろとは2度と言われなくなった」と笑う。

ベトナム生まれのスミスさんは、1972年に米国へ移り、ミズーリ州でマラソンを始めた。1年前にはタンザニアでもマラソンに挑み、翌日キリマンジャロ山をトレッキングをした経験も。「生涯を通じてクレイジーなことばかりやってきた」と自認する。
仕事で長時間働いても、走ると気分が良くなるというスミスさん。7大陸マラソンはランニング仲間の夫も支持してくれたが、一方で家族はスミスさんの健康を気遣った。それでも大好きなことをやるのだから、たとえ自分の身に何かあったとしても、挑戦する価値があると説得したという。

引退後の夢はアパラチア山脈をトレッキングすること。当面は、旅行会社が来年企画している8大陸制覇のマラソンに意欲を燃やしている。2017.03.17 Fri posted at 11:55 JST

2017年2月23日木曜日

地球に似た7惑星発見

NASA、地球に似た7惑星発見 水存在の可能性
 【ワシントン=川合智之】米航空宇宙局(NASA)は地球によく似た太陽系外惑星7つを39光年先の宇宙で発見した。大きさは地球とほぼ同じで、一部には海が存在する可能性がある。生命に不可欠な水が液体の状態で存在すれば、地球外生命への期待が高まりそうだ。
* 恒星()と7つの惑星の想像図(NASA・カリフォルニア工科大提供)

 みずがめ座の方角に39光年離れた恒星「トラピスト1」の周りに、大きさが地球の0.761.13倍の惑星7つが見つかった。1つの恒星系で7つも見つかるのは珍しい。このうち6つは地球に似た質量で、岩石でできているとみられる。赤外線をとらえるNASAのスピッツァー宇宙望遠鏡などで観測した。
 少なくとも3つの惑星は地表に水が液体のまま存在する可能性があるという。惑星は恒星からの距離が程よく「ハビタブル(生命が住むのに適した)ゾーン」にある。水が蒸発するほど暑すぎたり、凍るほど寒すぎたりすることはない。

 トラピスト1は太陽より暗くて冷たい恒星だが、惑星はいずれも地球と太陽の距離より数十分の1の近さで周回する。惑星はちょうどよい温度を保てるという。
 ネイチャー誌は論文の内容を報じたニュース記事で、発見された惑星を「地球の7つの妹」と名付けた。トラピスト1は若い星で、太陽が数十億年後に燃え尽きても10兆年は寿命が残されているため「生命の進化に十分な時間がある」と推測する。


 NASAは2015年7月、地球から1400光年離れたところに液体の水が存在する可能性がある惑星「ケプラー452b」を発見し「地球のいとこ」と呼んだ。これに比べると今回の惑星は近いが、39光年は光の速さで移動しても39年かかる。将来、惑星を探査したり人間が移住したりするには技術革新が要る。2017/2/23 3:00 日経

2017年2月9日木曜日

死海文書が眠る洞窟、新たに発見

死海文書が眠る洞窟、新たに発見 60年ぶり
*新しく発見された洞窟で巻物の一部が見つかった
(CNN) ヨルダン川西岸にあるクムラン周辺で、死海文書の12番目の洞窟が発見されたことが9日までに分かった。こうした発見は過去60年で初めて。これまで、死海文書はクムランの11の洞窟でしか発見されていなかった。
陶器の破片や、壊れた巻物を入れる瓶、そのふたなどが洞窟の入り口に散乱していた。さらに奥に入ると洞窟が崩落したようだった。発掘を進めると研究チームは、破損していない保存瓶を巻物ごと発見した。瓶はヘブライ大学に搬送され、中身が取り出された。

巻物には何も書かれていなかったが、取り組みは無駄には終わらなかった。洞窟の崩落は意図的なものであることがすぐに判明した。約4.8メートルから約6メートルの長さの洞窟が隠れていた。ガットフェルド博士によれば、ふた付きの壊れた瓶を3つほど発見した。このほかにも、布製のカバーや巻物を入れた瓶にまかれていた革ひもも見つかった。

研究チームは、盗掘者が1950年代ごろに洞窟をあさったとみている。ガットフェルド博士は今回の発見によって、当局や研究者がクムランにあるすべての洞窟の調査に乗り出すのではないかとみている。博士は、60年たっても新たな発見につながる新しい洞窟が発見されたことで非常に前向きになっていると語った。2017.02.09 Thu posted at 13:14 JST

2017年1月30日月曜日

高梨沙羅がW杯50勝

高梨沙羅がW杯50勝…85試合目、今季6勝目
*W杯通算50勝をマークし、笑顔の高梨(中央)=風間徹也撮影
 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は29日、ルーマニアのルシュノフで個人第12戦(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、今季個人総合首位の高梨沙羅(クラレ)が1回目に96メートル、2回目に最長不倒の97メートル50を飛んで合計247・3点で逆転優勝し、W杯通算50勝を達成した。

 2011年12月のリレハンメル大会(ノルウェー)に初出場してから85試合目での到達で、今季は6大会ぶりの6勝目となった。20170129 2230分 読売

2017年1月13日金曜日

iPSで視機能回復

iPSで視機能回復…難病マウス、光を認識
 iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った未成熟な視細胞を、目の難病「網膜色素変性症」のマウスに移植したところ光を感じる機能が回復したと、理化学研究所の高橋政代・プロジェクトリーダーらのチームが発表した。 人への応用も期待され、2年以内に臨床研究を申請する方針。論文が11日、米科学誌ステム・セル・リポーツ電子版に掲載される。
 
 チームはこれまでの研究で、iPS細胞から網膜内で光を感じる視細胞のもととなる未成熟な細胞を作製。網膜色素変性症のマウスに移植すると、目の中で成熟することを確認していたが、実際に光を感じる機能が回復したかどうかは不明だった。

 チームは今回、二つの部屋がつながった真っ暗な箱にマウスを入れ、光を当てた5秒後に軽い電気ショックを与える実験をした。20170111 1025分 読売

ES細胞からミニ小腸

ES細胞からミニ小腸…難病解明や新薬開発期待
 様々な細胞に変えられる人のES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、構造や動きが本物に近いミニ小腸を作製できたと、国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)の研究グループが発表した。 クローン病など腸の難病の原因解明や新薬開発などへの利用が期待される。成果は米臨床研究学会誌に12日掲載された。

 小腸は食べ物を消化吸収したり、大腸へ送り出したりする。構造は複雑で培養は難しい。組織の一部を平面に作った例はあるが、立体に再現したのは初めて。
 研究グループは、培養液の中に、細胞が集まりやすい特殊なプレートを敷いてES細胞を投入。3種類のたんぱく質を加えて培養した。約2か月後、1~2センチ程度の袋状の組織に成長し、自然にプレートから離れて培養液に浮かんだ。
 この組織を調べると、消化液を分泌し、栄養を吸収する組織や筋肉、神経が確認できた。食べ物を送る「ぜん動」のような動きも繰り返し、便秘薬や下痢止めの薬にも反応した。20170113 0119分 読売

2017年1月4日水曜日

平安装束で手合わせ披露

京都の八坂神社でかるた始め式 平安装束で手合わせ披露
 京都市東山区の八坂神社で3日、華やかな平安装束に身を包んだ男女が手合わせを披露する新春恒例の「かるた始め式」が行われた。
 
*京都・八坂神社の「かるた始め式」で、平安装束に身を包み手合わせを披露する女性ら=3日午後
 袿に緋ばかま姿の8~25歳の女性ら12人が、能舞台で向かい合い着座。百人一首の上の句が読まれると、しとやかな動きで札を押さえた。
 祭神の素戔嗚尊が和歌の神であることにちなんだ行事。平安時代のみやびな女性に扮した立命館大2年石坂詩織さん(20)は「多くの参拝客がいてドキドキしたが、落ち着いてできました」と話した。

 競技かるたの対戦もあり、元かるたクイーンらの素早い手さばきに歓声が上がっていた。(共同)201713 1740分 東京

2016年12月29日木曜日

地球の地下「超高温ジェット噴流」を確認

地球の地下3000mで発生する「超高温ジェット噴流」を確認 欧州宇宙機関と欧州の大学研究チーム
*自転車などの発電機(ダイナモ)の回転する導体と同じように、外核を移動する鉄などの流体が電流を発生させる。これが地球の磁界を生み出すと考えられている。IMAGE COURTESY OF ESAAOES MEDIALAB

欧州宇宙機関(ESA)と欧州の大学研究チームは、地球の地下深くに高速で動くジェット噴流が生じていることを確認した。地球の外核には「超高温の流体である鉄の海」があり、その旋回によって磁界が生じると考えられている(外核は地下約3,000kmにあり、その温度は、最も外側の部分で摂氏4,400度、最も内核に近い部分で6,100度とされる)。自転車などの発電機(ダイナモ)の回転する導体と同じように、移動する鉄などの流体が電流を発生させ、これが地球の磁界を生み出すわけだ。

Nature Geoscience』に発表された今回の研究は、英リーズ大学のフィル・リヴァモア率いる研究チームと、デンマーク工科大学の研究者たちが、ESAの地磁気観測衛星「SWARM」を使用して行ったものだ。201311月に3基が打ち上げられたこの観測衛星は、地球の核、マントル、地殻、海、電離圏、磁気圏から生じるさまざまな磁界の測定を行っている。これらの磁界が集合的に形成する地球全体の磁界が、宇宙線から地球を保護しており、太陽風の際などに荷電粒子が地球に飛び込むのを防いでいる。磁界を調査することは、地球内部を解明できる方法のひとつだ。

「人類は、地球のことより太陽のことの方がよくわかっているのです。太陽は地球と違って、3,000kmもの岩盤で遮られていないからです」と、デンマーク工科大学のクリス・フィンレーはリリースで語っている。
磁界の変化を追跡すれば、核の鉄がどのように動いているのかがわかる。SWARM衛星から得られる正確な測定値を利用することで、さまざまな磁気発生源を分析することができ、核から生じる磁気がより明確になる。

特徴のひとつが「フラックス・パッチ」(flux patches)というパターンだ、ほとんどが北半球、特にアラスカとシベリアの地下で見られるこの現象は、磁力が大きく、その変動もわかりやすいスポットで、外核の中の流体状態の物質の「ジェット噴流」が生じていると考えられている。(SWARMが観測したジェット噴流は年40km以上という速さであり、これは一般的な外核の動きの3倍、プレートの動きの数十万倍に相当するという)。

外核の内部になんらかの境界があり、この境界が流体と接触することによってジェット噴流が生じると考えられている。「もちろん、流体を境界に向かって動かすには力が必要です。この力は、浮力から来ているか、あるいは、核内の磁界の変化から生じている可能性が高いと考えられます」とリーズ大学教授のレイナー・ホラーバッチは述べている。2016.12.29 14:39 WIRED

2016年12月28日水曜日

真珠湾を和解の象徴として記憶

「真珠湾を和解の象徴として記憶」 首相、日米開戦の地で演説
 【ホノルル=生島章弘】米ハワイ訪問中の安倍晋三首相は二十七日午前(日本時間二十八日朝)、七十五年前に日米開戦の舞台となった真珠湾をオバマ米大統領とともに訪れた。旧日本軍の奇襲攻撃によって撃沈された戦艦の上に立つ追悼施設アリゾナ記念館で、先の大戦の犠牲者を慰霊。首相はこの後の演説で、かつて敵国同士だった日米両国が「和解の力」で強固な同盟関係を築いたと強調し、真珠湾を「和解の象徴だ」と語った。「不戦の誓い」は「不動の方針」とする一方、先の大戦に対する謝罪の言葉は盛り込まなかった。

 首相は演説で、真珠湾攻撃を機に始まった戦争の犠牲者全てに「日本国首相として、永劫(えいごう)の、哀悼の誠を捧(ささ)げる」と述べた。「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない」として、戦後の日本が堅持した不戦の誓いや平和国家としての歩みは「これからも貫いていく」と強調した。

 首相に続いて演説したオバマ氏は首相の真珠湾訪問を「和解の力を示すものだ」と評価。両首脳の演説後、首相は真珠湾攻撃を生き延びた元米兵と抱き合った。

 これに先立ち、両首脳はアリゾナ記念館で、命を落とした米軍兵士らの名前を刻む大理石の慰霊碑に献花し、海に向かって花を投じた。20161228 1400分 東京新聞

2016年12月20日火曜日

「反物質」測定に成功

「反物質」測定に成功、宇宙解明に向け第一歩
 日本などの研究者が参加する欧州合同原子核研究機関(CERN(セルン))の国際研究チームは、反物質の性質を精密に測定することに成功した、と発表した。19日付の英科学誌ネイチャーに論文が掲載される。
 
宇宙の誕生時、物質と反物質は同数あったと考えられる。しかし現在の宇宙には物質が大量にあり、反物質はほとんど存在しない。「消えた反物質」は物理学の謎で、物質と反物質には「電気以外に異なる性質がある」という説があるが、反物質は物質と触れると消滅するため検証が困難だった。

 研究チームは、水素の反物質「反水素」を人工的に作り、磁場の中に高い効率で閉じこめる技術を開発。反水素にレーザー光を当てる方法で、反水素のエネルギーが変化する様子を、精密に測ることに成功した。チームの石田明・東京大助教は「『物質優勢の宇宙』の解明に向け、第一歩を踏み出せた」と話している。読売新聞 12/20() 14:53配信