2013年1月15日火曜日

ニジマスからヤマメが


 ニジマスからヤマメが東京海洋大学で実験成功
 凍結保存したヤマメの精巣の細胞を使って、近縁種のニジマスの体内で卵子と精子を作り出し、これを受精させてヤマメを誕生させることに成功したと、東京海洋大学の吉崎悟朗教授(46)らの研究チームが発表した。

 絶滅の恐れがある種を、将来の復活に向けて凍結保存できる可能性がある。チームは、田沢湖(秋田県)で絶滅後に西湖(山梨県)で再発見されたクニマスなどの精巣の凍結保存にも着手した。
 サケ・マス類など魚の一部では、精巣の細胞を稚魚に移植すると、その稚魚の性別に応じて卵子や精子に育つことが、同チームの研究で分かっている。そして、ニジマスの精巣の細胞をヤマメの稚魚に移植する「借り腹」によって、ニジマスを誕生させる実験にも成功していた。
 今回は、ヤマメの精巣を54日間、凍結保存した後、以前とは逆にニジマスの稚魚に移植。ヤマメの卵子や精子がニジマスの体内で成長し、受精させるとヤマメが生まれた。長期間の凍結保存が可能なこともニジマスで確認しているという。(2013年1月15日11時37分  読売新聞)
 
 (・・・良いような悪いような?)

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