新宿で縄文人の骨発掘 マンション予定地で11人分、保存状態良好
マンション建設予定地から見つかった約4000年前の人骨= 東京都新宿区
東京都新宿区は30日、 住宅街のマンション建設予定地から約4千年前の縄文時代のものと みられる11人分の人骨が見つかったと発表した。7人分は
保存状態がよく、 区は縄文人の暮らしぶりが分かる貴重な資料としている。 当時の人の顔立ちを調べるため顔を復元することも検討している。
区によると、現場は新宿区市谷の住宅街。昨年11月、 マンション建設のため民間業者が発掘調査し、人の脚の骨を発見。 その後、 約300平方メートルの地中から縄文式土器とともに次々と人骨が 見つかった。埋葬されていたとみられる。 近くに竪穴住居の跡もあった。
国立科学博物館が一部の骨を鑑定した。
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