2013年1月31日木曜日

新宿で縄文人の骨発掘


新宿で縄文人の骨発掘 マンション予定地で11人分、保存状態良好
 マンション建設予定地から見つかった約4000年前の人骨=東京都新宿区
 
 東京都新宿区は30日、住宅街のマンション建設予定地から約4千年前の縄文時代のものとみられる11人分の人骨が見つかったと発表した。7人分は 保存状態がよく、区は縄文人の暮らしぶりが分かる貴重な資料としている。当時の人の顔立ちを調べるため顔を復元することも検討している。
 区によると、現場は新宿区市谷の住宅街。昨年11月、マンション建設のため民間業者が発掘調査し、人の脚の骨を発見。その後、約300平方メートルの地中から縄文式土器とともに次々と人骨が見つかった。埋葬されていたとみられる。近くに竪穴住居の跡もあった。
 国立科学博物館が一部の骨を鑑定した。付近は武蔵野台地と呼ばれ、骨が溶けやすい酸性の土壌といい、新宿区文化観光課の担当者は「貝塚などを除き、整った人骨が見つかるのは珍しい」と話している。2013.1.30 23:29 産経ニュース

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