火星の水、地球と同じ起源 火星と木星の間の「小惑星帯」から 東工大など解明
火星が約45億年前に誕生した際に内部に取り込んだ水分は、地球と同様、火星と木星の間の「小惑星帯」からやってきたとする研究成果を東京工業大と米航空宇宙局(NASA)などのチームが20日までに発表した。
火星から地球に落下した隕石に含まれる水の水素同位体比率の分析で判明。これまでは小惑星のほか彗星から来たとの説もあった。火星表面ではかつて液体の水が存在したことが示されつつある。東工大の臼井寛裕助教は「水が地球と同じような起源であることが判明したのは、火星での生命の痕跡を探る上でも重要」としている。
チームは水を構成する水素と重水素(水素の同位体)の比率を比較。小惑星帯から検出される比率と近いことを突き止めた。2012.11.20 08:27 産経ニュース
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