たまにはちょっといい話
*まことの勝者
以下は、アメリカでの女子大学ソフトボール大会決勝戦で実際にあったお話。
さよならホームランを打った選手が、狂喜乱舞して1塁を回ったところで転倒、靭帯を切る怪我をして起き上がれなくなってしまった。
チームメイトが駆けつけるものの、ルール上、その選手に手を貸すとホームランは無効になってしまうため、助けたくても助けられない。
さよならホームランを打った選手が、狂喜乱舞して1塁を回ったところで転倒、靭帯を切る怪我をして起き上がれなくなってしまった。
チームメイトが駆けつけるものの、ルール上、その選手に手を貸すとホームランは無効になってしまうため、助けたくても助けられない。
しかしながらチームメイトを助けることを決断した彼女たちに、相手チームの選手が言った。「ちょっと待ってください。私たちが連れていきます。」
相手チームの選手が、負傷した選手を抱え、彼女が踏むはずだった各塁を回って、ちゃんとその選手に塁を踏ませ、ホームベースも踏ませた。
相手チームの選手が、負傷した選手を抱え、彼女が踏むはずだった各塁を回って、ちゃんとその選手に塁を踏ませ、ホームベースも踏ませた。
その決勝戦を見ていた観客はスタンディングオベーション!!
両チームの間には友情が生まれ、今でも交流があるという。
両チームの間には友情が生まれ、今でも交流があるという。
*まことの心
ピューリッツァー賞も受賞した戦場カメラマン、ロバート・キャパが、あるインタビューで「戦場カメラマンとして、次の目標は何ですか?」と質問されて答えた。
「戦場カメラマンである私の目標は、私自身が失業することです」
「戦場カメラマンである私の目標は、私自身が失業することです」
*ジョン・レノンとの約束
ニューヨークにはジョン・レノンの大ファンの店主が営む古びた喫茶店がある。
ある雨の日、自分の店にジョン・レノンが雨宿りに訪れた。ビックリする店主でしたが、いつもどおりに接客し、コーヒーとタオルを出した。
ある雨の日、自分の店にジョン・レノンが雨宿りに訪れた。ビックリする店主でしたが、いつもどおりに接客し、コーヒーとタオルを出した。
暫くして、ジョン・レノンが店を出るとき、店主は「よかったらこの傘を使ってください」と傘を差し出した。それを受け取ったジョン・レノンは「次に雨が降ったときに返しに来るよ」と言って店を後にしたそうだ。
ところがなんと、店主はその数日後にジョン・レノンが暗殺されたことを知った。
それでも店は何一つ変わることはなかったが、唯一、定休日を知らせる看板だけを変えた。
それでも店は何一つ変わることはなかったが、唯一、定休日を知らせる看板だけを変えた。
「火曜定休日 ただし雨の日だけは営業します」