2011年2月16日水曜日

暗くなるはなし

暗くなるはなし
 近頃は公立図書館と複数の病院にお世話になっているが、いずれの場もお年寄りの一大勢力?に圧倒される。巷間云われていたことを実感している、自分の目で確かめつつある。当方渦中の一人とは言えまだまだ青二才。それにしても睡眠や飯の時間も惜しんで患者に誠意対応しているお医者さんには頭が下がるし、わが国の皆保険制度は素晴らしいと思う。

 平均寿命達成なら万々歳、私は十分生かしてもらった、十分生きた、延命のための治療は不要、望むらくはピンピンころりだ、という人も多い。一方で、いざとなれば生への執着はもの凄いものがあるとも聞く。 
 さらに、高額医薬品、粒子線治療のように保険適用ではないが効果が著しいがん治療は数百万円かかるという。医療費抑制、少子高齢化問題とともに、カネの切れ目が命の切れ目になるのだろうか?

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