2012年7月27日金曜日

激安ジーンズ編


*激安ジーンズ編
ユニクロが口火を切り、イオン、西友、ドン・キホーテも参入した11000円以下の激安ジーンズが大人気。しかも、調査で訪れたイオンでは、年度末のため880円のジーンズが2割引きの704で販売されていた。はたしてこれで利益は出ているのか?流通ジャーナリストの金子哲雄氏によると・・・
「一般的に
プライベートブランドの商品の粗利益率は3537と言われています。私が調べたところ、イオンなど大手総合スーパーで販売される880円ジーンズの原価は554で、そのうち半分は生地代。残り326円が粗利益で、そこから人件費や国内の輸送コストなどが引かれても十分に利益が出る計算になります」

さらに、現役バイヤーの坂口孝則氏によれば、「知り合いのバイヤーが中国で見積もりを取ったら、100本単位なら
1300という価格が出てきたそうです。1000本、1万本単位なら250円まで下げることも可能でしょう。物流コストを勘案しても12倍程度で輸入できるそうだから、原価が1300円で、利益を乗せて500円台のジーンズが出ても驚きません」
・・・という。ただし、「名誉のために言っておくと、ファーストリテイリングやイオンの商品は品質がいい」(坂口氏)そうなので、今より安いジーンズが登場した際は品質を要チェックだ。

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