ノーベル化学賞:根岸、鈴木両氏にメダル授与
ノーベル賞授賞式で、カール16世グスタフ・スウェーデン国王(右)から化学賞のメダルと証書を受け取る鈴木章さん=ストックホルムのコンサートホールで2010年12月10日午後(代表撮影)
ストックホルム市内のコンサートホールで開かれたノーベル賞授賞式=10日午後、代表撮影
【ストックホルム須田桃子】ノーベル化学賞の授賞式が10日午後(日本時間11日未明)、ストックホルムのコンサートホールで開かれた。根岸英 一・米パデュー大特別教授(75)と鈴木章・北海道大名誉教授(80)は、共同受賞のリチャード・ヘック米デラウェア大名誉教授(79)とともに、カール 16世グスタフ国王からメダルと証書を贈られた。
根岸、鈴木両氏は70年代、金属のパラジウムを触媒(化学反応の仲介役)に使い、異なる有機化合物を効率よく合成する「クロスカップリング」の手法を相次いで開発した。
2氏の受賞により、日本出身のノーベル賞受賞者は、米国籍の南部陽一郎氏(08年物理学賞)を含めて18人となる。 毎日新聞 2010年12月11日 1時20分(最終更新 12月11日 1時51分)
(追記)どうも日本のマスコミは日本人のことばかり書くけど、今年の化学賞は3人居り、もう一人は、リチャード・ヘック・デラウェア大名誉教授(79)です。
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