2008年10月16日木曜日

sentimental journey

 青春時代を含み四半世紀弱を過ごした札幌へ、一種のセンチメンタルジャーニーに行ってきました。出来るだけ速やかに仕事は済ませ、自由時間を謳歌する旅としました。
 薄野にある常宿からまず地下街にあるマニアックな?コーヒー屋で暫しくつろいだ後、地上に出てぶらぶら北上。折りしも雲行き怪しく秋雨舞い散るも、歩みを速めるでもなくそれは物ともせず、想い出に浸りながら足の赴くに任せました。

 初秋の趣はこれまた札幌の雅!気がつけば北大植物園。そう言えば昔南極犬のタロがいたな、写真もとったことがある、散歩中にでくわした想い出も蘇える。タロはいた!ガラスケースのなかに。因みにジロは上野の科学博物館で随分昔見たことがある。

 園内はよく保存されていた。まだ幼かりし長男を連れてきたこともあったな。そう、このあたりの芝生で遊ばせたな、遊んでもらったな!

 博物館はどうなってるんだろう?入り口には大きなヒグマが昔と変わらず鎮座ましましていたーーと言うかーー立ち上がった巨体で圧倒していた。仁王立ちで迎えてくれた。かつて見た破れたザックや胃の内容物展示はもう見られなかった。見せてもいいのにと思った。

 宮部金吾記念館がオープンしていた、迂闊にもいつから開館しているのかこれまで知らなかった(1991.9とのこと)。新渡戸稲造、内村鑑三と同期生、改めて札幌農学校2期生の黎明期の日本のみならず、世界的活躍を思い知らされた。

 北大植物園のパンフレットを追加しました(2008.11.07)。

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