今年のノーベル賞を日本人4人が受賞するのを受け、文部科学省は来月にも、ノーベル賞受賞者を集めた懇談会を新設、基礎科学力を強化することを決めた。
政府は「今世紀前半で30人以上のノーベル賞受賞者輩出」の目標を掲げており、懇談会の助言を受け、世界トップ級の研究成果量産を目指す。
同省は、これまでも数多くの基礎科学力の強化の施策を打ち出してきたが、施策間の連携は必ずしも良くなかった。懇談会は、基礎科学推進の司令塔として、定期的に会合を開き、研究環境の現状や次世代の科学者育成などについて、総合的な見直しを進める。
また、物理学賞を受賞する南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授は約50年前の成果が評価されたことを踏まえ、数十年を見越した長期的な強化戦略を策定する。
(2008年10月24日03時01分 読売新聞 より)
まあー、これ自体は結構なことですが、如何に役所、官僚が先見性を持たないか、場当たり的かを示しています。
はばかりながら小生は「基礎分野と応用分野を同じ基準で評価するな、いずれ揺り戻しがくるよ」と独法化のころ言ってたわけで、自明の理だと思いますがねーー。
税金使って「国の舵取り」を言うならもうすこし自立した思想哲学を持ってもらいたいね。
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