カンボジアの密林に幻の古代都市 アンコール遺跡群調査
クメール王朝の遺跡を上空からレーザーで調べた結果のCG画像。見つかった遺跡を赤で示している(クメール考古学ライダー研究コンソーシアム提供)
カンボジア北西部のアンコール遺跡群から約30キロ離れた場所に、古代クメール王朝が8~9世紀に築いた首都の遺跡を見つけたと筑波大が参加する国際研究チームが28日、発表した。密林に覆われた幻の古代都市の全容を明らかにする成果という。
遺跡は、王朝の最も初期の首都「マヘンドラパルバタ」とされ、これまで点在するれんが造りの寺院などが確認されていたが、都市が実在するかは謎だった。
チームは昨年4月、上空のヘリコプターから地表にレーザーを照射して探査。レーザーは樹木の隙間から地表に届くため、密林に覆われていても正確に地形が分かる。2013年6月28日 20時36分 東京新聞
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