超大質量ブラックホール、「光速」に迫る速さで回転 英科学誌
(CNN) 地球から6000万光年彼方の超大質量ブラックホールが、 光速に近い速度で回転していることを突き止めたと、 米大学の研究者らが28日付英科学誌「ネイチャー」で発表した。
研究の対象となったブラックホールはNGC1365という棒渦巻 き銀河の中心部にあり、直径は300万キロ以上。 質量は太陽の約200万個分あり、 表面が光速に近いスピードで回転しているという。
研究チームは米航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡「 NuSTAR」と、欧州宇宙機関(ESA)のX線観測衛星「 XMMニュートン」を使ってこのブ
ラックホールの高エネルギーX線を測定。 ここから回転速度をはじき出した。 同じような試みはこれまでも行われたが、 速度を決定的に算出できたのは今回が初
めてという。2013.02.28 Thu posted at 15:58 JST
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