2012年5月21日月曜日

列島の空、金のリング 広範囲、900年ぶり


列島の空、金のリング 広範囲、900年ぶり

 太平洋側を中心とした日本の広い範囲で21日午前7時半ごろ、太陽の中心部が月に隠され、細いリングのようになる金環日食となった。
 日本の金環日食は1987年の沖縄以来25年ぶりで、今回のように広範囲で起きるのは932年ぶり。九州南部から福島県にかけての一帯で起き、東京、名古屋、大阪などの大都市も含まれる史上まれな天文ショーとなり、各地で観測していた人たちから歓声と拍手が上がった。
 太陽は午前6時すぎから徐々に欠け始め、鹿児島では午前7時20分ごろから約4分間、金環日食に。鹿児島県指宿市では垂れ込めた雲の切れ間から、一瞬リング状の太陽が姿を見せた。
(共同)2012521 0842分 東京新聞

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