2008年9月8日月曜日

オルセー美術館の日本語オーディオガイド

 
 二日間続きでオルセー美術館を訪れた。初日は日本語オーディオガイドを借りた。
 原稿を読んでいると思われる男性の声と女性の声で交互に紹介していたのだが、後者の日本語は特にひどかった。随所に漢字の読みに誤りがあった。例えば、懸念をケンネン、手法をテホウなどと恥じらいもなく堂々と繰り返し発音している。他にも沢山この手の誤りがあった。思い出したくもない。

 はなしの区切り方も気になったが、日本の漢字教育をきちんと受けた人物とは到底思えない。最初は当惑した、「オレも学がないな」何か特殊な美術用語かなとも思ったが、どう考えても話の流れはシンプルでありそんな類いの話しではない。

 セットを返却する際いたたまれなくなって、その旨告げ、「誤りを正して訂正版を早急に作るべきだ」と忠告しておいた。「早速上部に伝える」とは言っていたが、果たしてどうなることでしょうか?

 絵画や彫像物のところにある個々の番号に沿って説明があるが、番号が記されているのはホンの一部であり、適当に番号を入れてみると番号が示されていないものの説明も始まるので探す面白さもあるが、できれば全リストを公表して欲しいと思った。

 二日目は第一日曜に当たり無料開放サービスの恩恵を得た。沢山のヒトが並んでいたがそれでも30分程度で入場できた。

 そのうち写真も紹介します。

(2008.9記)

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