2017年1月13日金曜日

iPSで視機能回復

iPSで視機能回復…難病マウス、光を認識
 iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った未成熟な視細胞を、目の難病「網膜色素変性症」のマウスに移植したところ光を感じる機能が回復したと、理化学研究所の高橋政代・プロジェクトリーダーらのチームが発表した。 人への応用も期待され、2年以内に臨床研究を申請する方針。論文が11日、米科学誌ステム・セル・リポーツ電子版に掲載される。
 
 チームはこれまでの研究で、iPS細胞から網膜内で光を感じる視細胞のもととなる未成熟な細胞を作製。網膜色素変性症のマウスに移植すると、目の中で成熟することを確認していたが、実際に光を感じる機能が回復したかどうかは不明だった。

 チームは今回、二つの部屋がつながった真っ暗な箱にマウスを入れ、光を当てた5秒後に軽い電気ショックを与える実験をした。20170111 1025分 読売

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