2010年8月3日火曜日

今すぐ実行を

日本は化学4位、好成績=中国は3科目でトップ―国際科学五輪の国別順位

 主に高校生が参加する国際科学オリンピックのうち、主要4科目の今年の国・地域別順位が3日までにまとまった。日本は、7月下旬に国内が初めて会場となった化学が4位で、同科目での過去最高成績。数学は7位、生物学は10位、物理は23位だった。
 しかし、アジア諸国では中国が数学、物理、化学でトップと圧勝。韓国も化学で3位、数学と生物学で4位と強かった。

 日本は2007年3月に文部科学省が科学技術振興機構を通じて「日本科学オリンピック推進委員会」を発足させ、国内予選の参加者拡大や代表選手の強化合宿などに取り組んでいる。
 江崎玲於奈会長(ノーベル物理学賞受賞者)は昨年3月、08年の成績について「日本は(トップ10に)一つも入っていない。われわれは反省しないといけない」と述べていたが、昨年は数学が同科目過去最高の2位、生物学が6位で、2年続けて好成績を収めた。

 化学で2年連続金メダル(金は成績上位1割以内に授与)を受賞した神奈川県の栄光学園高3年遠藤健一さんら4人の日本代表は7月28日、中川正春文部科 学副大臣を表敬訪問。この際、海外では代表に大学入試免除などの優遇措置があることが話題に上り、中川副大臣は今後の検討課題*だと話した。化学五輪の場 合、筆記試験や実験は大学院の入試レベルだ。2010年8月3日5時6分 朝日

 *先の関連ブログでも指摘したところですが(2010.7.27)、検討課題なんて言う場当たり的、その場しのぎ、悠長な話ではない、今年度からの迅速な実行を望みたいと思います。何よりも、「考える葦」人材や、「問題提起・解決型」人材養成、さらに、若者の理科離れ問題解決の一助になるかも知れません。
 有能な人材を使いこなすべき為政者に求められる見識・熟慮・将来展望・広い視野・人間力に加え、「速やかな決断・実行」は、教育・政治・経済・社会・新薬等どの分野にも共通するお国の将来を左右しかねない重大案件のひとつではないでしょうか。真の政治家、リーダーは何時、何処から出てくるのでしょう?いっそオレが総理大臣になればいいとさえ思う(赤ワイン飲みすぎた)。

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