2009年3月11日水曜日

炭酸ガス問題

 20有余年前、請われて幾たびか炭酸ガス地球循環の講演を行っていた。その頃の研究テーマのひとつが炭酸ガス固定化反応だった関係だろうか?行き着くところ私の主張・結論は以下であった。
 1.節約。例えば旅客機は人数調整をやって「空気」を運ばない。
 2.砂漠の緑地化、水の閉鎖空間循環、植林、運河作りによる水や海水の引き込み。
 3.私の試算によれば、家族4人車1台が年間に出す炭酸ガスは100坪の「みどり」が吸収するので、居住条件としてその広さの義務化。条件を満たさない都市部住人は、不足分として北海道や森林保有の県、地方に「みどり税」を払え。それによる価値観の変化と人口分散化、さらに、森林維持、地方財政建て直しに一役かえる、とするものである。

 今、下記のニュースを見て、改めて、先ずは、日本の中で処理すべきとおもう(関連主張は、2009年1月12日「エネルギー関連」、同13日「地熱発電」、2008年6月25日「20年前に書いたものです」を見て下さい)。

 温暖化ガス排出枠3000万トン、ウクライナから 政府
 京都議定書で定められた温暖化ガスの排出削減目標の達成に向け、政府がウクライナから約3000万トンの排出枠を購入することが明らかになった。 月内にも合意する見通し。日本が外国の政府から排出枠を調達するのは初めて。取得額は約300億円とみられる。政府は2012年度までに海外から1億トン 分を取得する計画で、排出枠の価格が下がるなか、その3割を一気に手当てする。これまで例のない大規模な2国間排出量取引となる。
 景気低迷に伴う世界的な温暖化ガス排出量の減少などで、排出枠の価格は半年前の3分の1ほどに落ち込んでいる。政府は現在なら低コストでの調達が可能と判断した。 (16:00)日経2009.03.09

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