2013年12月10日火曜日

36億年前の火星に湖



36億年前の火星に湖とNASA 生命育む条件備える
無人探査車キュリオシティーが撮影した火星表面の画像。太古の湖があったとみられるくぼ地の内側から外側を見ている(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】約36億年前の火星に微生物などの生命を育むことができる湖があったことを無人探査車「キュリオシティー」で確かめたと、米航空宇宙局(NASA)の研究チームが米科学誌サイエンス電子版に9日発表した。
 昨年8月に火星のクレーターに着陸したキュリオシティーの観測結果を分析。着陸地点から約450メートル離れた深さ5メートルほどのくぼ地に、水をたたえた湖が少なくとも数万年にわたって存在したと結論付けた。
 微生物の痕跡は見つかっていないが、NASAはさらに生命活動の直接の証拠を探す方針。2013年12月10日 02時00分 東京新聞

0 件のコメント: