2014年4月30日水曜日

輝く銀河カルテット



輝く銀河カルテット
 おおぐま座の“回転花火”銀河M101(左上)、同じくおおぐま座のM81(右上)、りょうけん座の子持ち銀河M51(左下)、中心の超大質量ブラックホール周辺から強力なジェット流を吹き出している電波銀河NGC 5128「ケンタウルス座A」(右下)。

 美しい4つの輝く銀河の画像は、アマチュアの天文写真家とNASAのコラボによって実現したもので、チャンドラX線観測衛星のチームが4月23日に公開した。
 天文写真家が撮影した可視光画像に、チャンドラX線観測衛星のデータ(ピンク~紫色)とスピッツァー宇宙望遠鏡の赤外線データ(赤)を重ね合わせて作成されている。
Photograph by X-ray: NASA/CXC/SAO; Optical: Detlef Hartmann; Infrared: NASA/JPL-Caltech  April 28, 2014  Nadia Drake for National Geographic News

教養



教養
*すべての人間は生まれながらにして知ることを欲す(アリストテレス)

*学べば則ち固ならず(孔子)

*教養のないところに幸福なし。教養とは、まづ、ハニカミを知る事也(太宰治)

*知は力なり(ベーコン)

*一つのことを正しく知りかつ実行することは、百通りのことを半端にやるより、高い教養を与えるものである (ゲーテ)

*良き書物を読むことは、過去の最も優れた人々と語り合うようなものである (デカルト)

*学べば学ぶほど、自分が何も知らなかったことに気づく。気づけば気づくほど、また学びたくなる(アインシュタイン)

*明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ(ガンジー)

*難しいことをやさしく、やさしいことを深く

2014年4月18日金曜日

地球そっくりの惑星



地球そっくりの惑星、水も存在?500光年先に
 【ワシントン=中島達雄】地球から約500光年離れた宇宙で、地球そっくりの惑星を見つけたと、米航空宇宙局(NASA)などの研究チームが17日、米科学誌サイエンスに発表する。
 太陽に相当する星からの距離を考えると、生命にとって重要な水が、液体として存在する可能性があるという。同様の太陽系外惑星は数個見つかっているが、地球とほぼ同じ大きさという例は今回が初めて。
 この惑星ははくちょう座の方向にある「ケプラー186f」。昨 夏、運用をやめた宇宙望遠鏡ケプラーの観測データから判明した。地球から遠いため、大気の有無や生命がいるかどうかを確かめることは難しい。2014年04月18日 03時00分 Yomiuri Shimbun

2014年4月14日月曜日

地球上の植物が放つ“光合成”



宇宙から見た、地球上の植物が放つ光合成が教えてくれるもの
 NASAなどの研究チームが、光合成の際に植物が放つわずかな蛍光を衛星データから抽出し、地域の植物の生産性を示すことに成功した。
地上の植物が放つ蛍光。20072011年の6月初めの衛星データから作成した画像。

健康な植物の葉緑素は、光合成の際に光を吸収してエネルギーに変換するが、このとき同時に、(使われなかったエネルギーとして、熱放散と同時に)人間の目には見えないわずかな光を放つ。この蛍光(クロロフィル蛍光)を利用して、特定地域の植物の生産性を測定する方法が考案された
米 航空宇宙局(NASA)などの研究チームが考案したこの技法は、オゾンの監視など、まったく目的の異なる人工衛星から得た既存データを利用するものだ。こ の方法によって、北半球の植物の生育期には、米国の中西部が南米アマゾンの熱帯雨林を上回り、地球上で最も光合成活動が盛んになることが示された(ただ し、年間ベースでは熱帯地域のほうが生産性が高い)。

中西部における光合成のほとんどは、米国の「コーンベルト」と呼ばれる地域の農業活動によるものだ。この地域では熱帯雨林と異なり、品種改良や遺伝子操作が施された作物が栽培されており、可能な限り生産性が高められている。
上の画像は、2007年から2011年にかけて収集されたデータを組み合わせたものだ。
クロロフィル蛍光を用いる手法は、農業活動のレベルを測定するうえで、現行のどんな手法よりも優れている、と研究チームは考えている。地上での炭素フラックス(大気や森林といった炭素プール間での炭素の移動量)の測定データや、作物収穫高の統計データなどと比較したところ、蛍光が示した結果は正確であることが裏付けられたという。2014.4.10 13:16 産経ニュース