2009年8月31日月曜日

至福のジジババと戸惑い?の孫

至福のジジババと戸惑い?の孫





衆院選挙

衆院選挙
 細かい点はさておき、概ねマスコミ事前調査のママの結果となった。
何週間か前、小生のところに一本の衆院選に関する電話調査依頼がきた。面倒なのと、真面目に答える気がしなかったし、あまりに無機的だったこともあり(そのほうが良いのかも知れないが)、小生は非協力を決め込んだ。無作為抽出とは言え、ある程度のサンプル数を稼がねばならぬであろうし、間違いのない動向把握は大変だろうなと思っていた。

 また、投票終了と同時に出口調査結果による当確が出る。出口調査をメインに、過去のデータを駆使しての情報であろうが、まず、出口調査でみんながかなり真面目に答えているという前提があるんだろうな。小生はまだ出くわしたことがないが、自身いちいち真面目に答えるとは思わない。
 
 一昔前と比べると恐ろしいほど速やかに、かなりの精度で、単純?に読める?ようになったものと感心している。ある意味、かつての選管発表を経時的に追いかける面白みはなくなったのですね。

 いっそのことマシン投票に切り替えたらどうなんですかね。もちろんインチキができない、投票の秘密を守る配慮が前提ですがね。中長期的には経費節減にも貢献することでしょう(準備はもとより、何でも立会人(一日中座っているのも辛いだろうけど、一説ではひとり一日諭吉さん3.5人分ぐらいとか)や開票作業等々にもかなりの税金投入があるとは役人の弁)。
(参考:本ブログ2008.10.20選挙費用;衆院選で480人を選ぶのに約800億円かかるらしい)

2009衆院選 党派別当選者数
自民 民主 公明 共産 社民 国民 みんな 改革 日本 諸 無 計 定数
当選 119 308 21 9 7 3 5 0 1 1 6 480 -
小選挙区 64 221 0 0 3 3 2 0 1 0 6 300 300
比例代表 55 87 21 9 4 0 3 0 0 1 0 180 180
公示前 300 115 31 9 7 4 4 1 0 1 6 478 480
 

2009年8月25日火曜日

未来のため

未来のため
ササン朝ペルシャの王アヌシルバンが旅をしていると、途中でくるみの木を植えている村の老人がいた。
王は驚いて尋ねた。
「この苗は、くるみの木になり、実るまでに30年はかかるはずだ。年老いたそなたがこの木を植えて、実が出始めるまでも命があると思うか?」
老人は優しい声で答えた。
「昔の人たちが植えた木の実を、いま私たちが食べているのです。私たちも同じように、未来の人々のために木を植えるのは、当り前のことです。だから、この木に実ができるのを目にしなくても、私は良いのです」

歯の成長
たいていの子供は思っている。
乳歯が抜けると大人の歯が生えてきて、大人の歯が抜けると金歯と銀歯が生えてくると。
金歯と銀歯は本当の永久歯だと。

病院
患者「先生、やせたいんです。どんなことでもします」
医者「パンは一切れ、マーガリンだけ。子牛のカツレツか、鶏なら手羽を少し。ヨーグルトとりんごは一個」
患者「先生、それは食前ですか?食後ですか?」 

2009年8月24日月曜日

“50年に1匹”巨大ドジョウ、茨城で捕獲

“50年に1匹”巨大ドジョウ、茨城で捕獲

両手からはみ出すほど大きい「巨大ドジョウ」
 茨城県河内町古河林の農業大槻光徳さん(73)が、体長約24センチもある巨大なドジョウを捕獲した。
 県内水面水産試験場(行方市)は「これほど大きなドジョウはめったに見られず、極めて珍しい」としている。
 今月18日、大槻さんが町内の用水路に設置した自作の仕掛網に入っているのを見つけた。
 業者などに食用として卸すため、約50年前から年間約200キロ・グラムのドジョウを捕まえているという大槻さんも「通常の大きいサイズの1・5倍はあり、こんな大物は初めて見た」と誇らしげ。「食べるのも忍びない。しばらく飼ってどうするか考えたい」と話していた。
(2009年8月23日17時44分 読売新聞)

 ついでに: ローカルな話になりますが、今や市民の憩いの場、散歩コース、ジョッギング、プールや体育館等々充実の運動施設として人気のある洞峰公園。そこにある沼には大きなコイの群れ、渡り鳥や定住のアヒルや、がちょうや?七面鳥?、さらには1m以上あるヘビにも2回ほど遭遇した。
予てより洞峰公園の沼に「どじょうを繁殖させたらどうか?」と思っている。全くの素人考え、育つ環境なのか、水の浄化になるのか、バランスよく繁殖すれば鳥の餌にならないか?気になっている。因みにネットで見たところキロ当たり数千円するようだ。

2009年8月21日金曜日

The big test

The big test
Little Johnny stared at his test paper. The big read “F” stared back at him.
Freddie looked at his glum friend and asked.
“Why did you get such a low grade on that test?”
“Because of an absence,” Johnny answered.
“You mean you were absent on the day of the test?” he questioned.
Little Johnny replied, “No, but the kid who sits next to me was.”


Man’s best friend
A wife says to her husband one weekend morning,
“We’ve got such a clever dog. He brings in the daily newspapers every morning.”
Her husband replied,
“Well, lots of dogs can do that.”
The wife responded,
“But we’ve never subscribed to any papers!”


Swear
“Do you love me?”
“Yes, dear.”
“Would you die for me?”
“No,---mine is undying love.”

2009年8月20日木曜日

知恵の効用

知恵の効用
二人の教師が話していた。
「知恵と金と、どっちが大切だろうか」
「もちろん、知恵にきまっているよ」
「しかし、もし知恵のほうが大切だとするなら、どうして賢人が金持ちに仕え、金持ちは賢人に仕えないのだろう?いつも学者や、哲学者が金持ちのご機嫌を取り結んで、金持ちも賢人に対して横柄にふるまっているではないか」
「それは非常に簡単なことだ。賢人は金のありがたみが分かるが、金持ちは知恵の大切さが分からないからだ」

花咲かじいさん


花咲かじいさんが裏の畑で、ポチをつかまえた。
ポチは何と言ったでしょう。
「はな(離)さんかじいさん」
花咲かじいさんとばあさんが黙々と食事をしていた。
すると、おばあさんが言った。何と言ったでしょう。
「はな(話)さんかじいさん」

良い説教の定義
いい説教と言うのは、始まりと終わりが感動的なものでなければならない。
そして、その二つの距離はなるべく近い方がいい。

2009年8月18日火曜日

NASA火星無人探査車、最大の隕石発見

NASA火星無人探査車、最大の隕石発見

無人探査車が撮影した火星表面の隕石。手前は探査車のアーム(NASAなど提供)
米無人探査車が撮影した火星表面の隕石(NASAなど提供)
米無人探査車が撮影した火星表面の隕石。色は組成の違いを強調するため誇張してある(NASA、米コーネル大など提供)
 【ワシントン=山田哲朗】米航空宇宙局(NASA)は10日、火星を走り回っている無人探査車オポチュニティーが、隕石(いんせき)を見つけたと発表した。
 これまでに発見した隕石で最大という。
 隕石は、長さ約60センチで、重さ500キロ・グラム以上と見られる。光沢があり、周囲の岩と異なるため、探査車のロボットアームについた計測器で分析したところ、鉄やニッケルを含む隕石と分かった。
 NASAの研究チームは「火星の大気が今より濃く落下速度が低くないと、この大きさの隕石は地面に衝突した時にバラバラになってしまう」とみている。風化の具合と合わせ、過去の火星の気候を解明するのに役立ちそうだ。
(2009年8月11日22時34分 読売新聞)

彗星のちりにアミノ酸、生命存在の可能性 NASA分析

彗星のちりにアミノ酸、生命存在の可能性 NASA分析
ビルト2彗星に接近し、ガスやちりを集めている無人探査機スターダストの想像図=NASAジェット推進研究所提供
 【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は17日、無人探査機スターダストが彗星(すいせい)の近くで採取して地球に持ち帰った試料から、ア ミノ酸の一種「グリシン」が見つかったと発表した。グリシンは生命に不可欠なたんぱく質をつくる物質で、地球外でも生命が広く存在する可能性を示している としている。
 スターダストは04年1月、地球から約4億キロ離れたところにあったビルト2彗星に接近。彗星の核から噴き出したガスやちりを採取し、06年1月に地球に持ち帰った。
 NASAのチームがこの試料を分析したところ、グリシンが見つかった。グリシンが含む炭素原子の質量の特徴から、チームは「彗星由来と考えられる」と結論づけた。
 ウイルスを除く地球の生命は、グリシンを含む20種のアミノ酸の組み合わせでさまざまなたんぱく質を合成し、生命活動に役立てている。
 NASAのカール・ピルチャー博士は「今回の発見は、生命の基本的な構成要素は宇宙に広く存在するという考えを支持し、『宇宙で生命は一般的なものかもしれない』とする見方を補強するものだ」とのコメントを発表した。
2009年8月18日10時35分 朝日

「飛ぶカエル」など新種続々、ヒマラヤで350以上

「飛ぶカエル」など新種続々、ヒマラヤで350以上
ヒマラヤで見つかった「飛ぶカエル」と呼ばれる新種のカエル(トトゥル・ボルタムリ氏/WWFネパール提供)
 【ワシントン=勝田敏彦】世界自然保護基金(WWF)は、ヒマラヤ山脈東部で98~08年に動植物の調査をした結果、350以上の新種が見つかった、と 発表した。新種の中には、よく発達した後ろ脚の膜を使ってムササビのように滑空できる「飛ぶカエル」などが含まれている。
 このほか、世界で2番目に小さい鹿も見つかった。当初、知られている鹿の子と思われていたが、DNAを調べたところ、新種であることが判明した。
 調査地域は、インド北東部からネパール、ブータン、ミャンマー(ビルマ)、中国・チベットにかけて。現地に入るのが困難な地域のため、これまで十分な調査がされておらず、今後も新種の発見が期待されるという。
2009年8月18日6時17分 朝日

2009年8月16日日曜日

ホノルル訪問3

ホノルル訪問3
久しぶりに母娘の語らい
ホテル敷地内風景

ホテルのプライベートビーチ
ステーキディナーのあと
 帰途カミさん曰く「明日からは一汁一菜よ!」

2009年8月15日土曜日

ホノルル訪問2

ホノルル訪問2
ホテルの部屋から



2009年8月14日金曜日

ホノルル訪問1

ホノルル訪問1
 久しぶりのブログ更新となります。プリンセスお成りを受けて、実を言うと今度は娘夫婦の住むホノルル訪問と相成りました。現地はあいにくのストーム接近情報のなか、3泊5日の強行軍。怪しい姿の訪問者たちは、先ず久しぶりに会う二人の度肝を抜き、由緒正しきカハラホテルで昼食。その後彼らの案内であちこち見て回りました。 
カハラビーチ
カハラホテルで昼食
カハラモールで孫の土産物色
タコ焼きに喜ぶホノルル在住日本人

2009年8月7日金曜日

プリンセス“行啓”



プリンセス“行啓”

まごむすめが初めて「つくば」を訪れて早1週間を経ようとしている。当日は朝7時頃の到着かも知れないとあって、前夜、前日はチリ一つないようにと、万全の準備(をカミさんがしていた)。こちらは朝早くから起きてそわそわ。渋滞もあって結局2時間遅れで無事“行啓”の栄に浴す!
 いつもは見ない新たな?二人の顔に、プリンセスは思慮深い表情で、環境の変化を理解しようとしているかのようであった。あたかも状況を的確に判断しようとするかのようだった。泣くわけでもなく、お追従の笑みを与えるでもなく、かなりの知性と思慮深さを思わせるものであった。もっとも、パパ、ママが最高の状態を設定するよう努力した結果でもあろう。
洞峰公園デビュー。一年後ぐらいを想定していたので、早々の実現に感無量!


 実のところ、本日は、本物の“行幸”があったようです。つくば市のHPによれば「天皇皇后両陛下ご来市に伴う奉送迎について」なるお知らせがありました。
 10日ほど前のこと、近くの交差点で信号待ちをしていた時、なかなか信号が変わらず、かつお巡りさんも沢山いるし、誰か偉い人が通るのかなと軽い気持ちで我慢を決め込んでいました。お巡りさんも気にして、「もうすぐ終わりますから――来月初めにあるつくばの大きな行事のため、交通の流れをチェックしています。などと説明してくれていた。確かにしばらくすると県警のパトカーが3台ほど、時間をおいて通過していった。これが、今日の行幸のリハーサルだったのです。

M家にて。M家の「お爺さん」が東伊豆で釣ってきてくれた「お食い初め」用のゴージャスな天然の真鯛を用意して下さいました。

EUの官僚化組織

EUの官僚化組織
「欧州委員会では何人のスタッフが働いていますか?」 
「四分の一程度です」

ストラスブールのルイーズ・ワイス・ビルにある欧州議会の本会議場
ブリュッセルのベルレモン・ビル
欧州委員会のおもな部署が入っている。

多様性
氷点下30度の厳寒の中、市民が環境保護団体グリーンピースや世界自然保護基金(WWF)のモスクワ支部前で横断幕を掲げて抗議デモを行った。
「地球温暖化に賛成せよ」

価値観
イラク駐留米軍は、油田はしっかり警備しているが、五千年前の美術品を収めた博物館を警備していないと伝えられた。
チェイニー副大統領が反論した。
「石油の地層は五千万年前のものだ」

2009年8月5日水曜日

タオ ― 老子 意訳第二段

タオ ― 老子 意訳第二段
       (加島祥造による)

*水ほど柔らかで弱々しいものはないよ。 
 でもね、ひとたび水が 固くて強いものを攻めるとなると 
 どんな岩でも崖でもしまいに 崩して、こなごなにしてしまう

*汚いものがあるから 美しいと呼ばれるんだ
 悪があるから、善と呼ばれる

*無用な心配と余計な欲を振りすてりゃあ 
 けっこう道はつくもんだ、 行き詰まっても―

*自分を知ることこそ ほんとの明るい智慧なんだ
 自分に勝つには 柔らかな強さが要る
 道・タオにつながる人は、 いまの自分に満足する、そして  
 それこそが本当の豊かさなのだ

*知らないことばかりだ、と 知ることが、 
 上等な知性なんだ

2009年8月4日火曜日

揺り戻し

揺り戻し
ロシアの監獄で囚人たちが話し合っていた。
「わしはフルシチョフの時も、ブレジネフの時も投獄された。エリツィンとゴルバチョフの時は無事だったが、プーチンになってまたぶち込まれた」
「あんたは暗黒街の顔役なのか」
「わしはアネクドート(小話)を作っただけだ。暗黒街の顔役はみな、政権に入っている」

心の占める位置が大事
愛は真心、恋は下心
愛は中心に「心」があり、恋には心が「下」についている。

キリスト教と北朝鮮の違い

キリスト教では、すべての民のために一人が犠牲になる。
北朝鮮では、一人のためにすべての民が犠牲になる。

車掌の経験
山手線の車掌だったころ
一番言いにくかった駅名はどこだったと思いますか? 
さあーねー
神田(噛んだ)

お粗末さま、お後がよろしいようで

2009年8月3日月曜日

有人月探査は実現不可能? NASA主催のシンポジウムで有識者が厳しい見解

 ちょっと気になる記事が出ていましたのでーー、普段あまりこのような見解がニュースだねとして紹介される機会は少ない気がします。
 なお、日本が24年間で、6000億円かけて完成した「きぼう」の今後の年間維持費が300億円、2016年以降は多分宇宙のゴミ化する恐れがあるようです。8000余億円!!! 夢と現実は?


有人月探査は実現不可能? NASA主催のシンポジウムで有識者が厳しい見解

2009/7/28 18:25 UTC − アポロ11号月面着陸40周年を記念した有識者によるパネルディスカッションが20日、NASAの主催によりワシントンDCで開催された。

今回のパネルディスカッションに参加したのは、NASAの歴史編纂室長のSteven J. Dick、国立航空宇宙博物館のJohn Logsdon、Roger Launius、Michael Neufeld、NASAの探査計画担当准長官のCristina Guidi、宇宙歴史家のCraig Nelsonの5名の有識者。

いずれも米国を代表する宇宙開発の専門家となる。

アポロ計画は東西冷戦の産物

パネルディスカッションではまず、40年前の技術力でなぜ有人月探査という偉業を達成することができたのか討議が行われた。

有 識者の一致した結論は、アポロ計画は科学技術面での優位を競うというよりも、ソ連との政治的な競争関係に打ち勝つために計画の実現が急がれたもので、実態 の裏付けのない政治的な競争に根ざしたものであるため、ソ連には月探査を実現する能力がないことが判り、アメリカの国力も尽きたところで計画も終わりに なったと論じられた。

有人月探査の実現はNASAの官僚組織には無理

その上で、現在、NASAが進めている第2の有人月探査計画に対しては現在のNASAは官僚制が徹底されてしまっているため、リスクが高い有人月探査計画の実現は困難だろうという意見が主流を占めた。

第 2の有人月探査計画を実現するための中核となるNASAのコンステレーション計画の責任者も務めるGuidiからは「常日頃、失敗から学ばなければ何事も 実現しないと述べ、失敗なくしては成功はあり得ないことを説明してきているが、大衆(public)は判ってもらえない」とNASAが置かれている厳しい 立場をこぼす一幕もあった。

最終的に参加者が至った結論は、第2の有人月探査計画を実現するためには国民世論の後押しが必要というもの。

有人月探査による学術的成果に関しても未知数

し かし、今更、月に到達したところで、社会全体の利益につながるような何かが得られるのか? 今回の第2の有人月探査計画には不明瞭な部分も多く、計画実現 には莫大な予算が必要ということもあり、当初予定通りに2020年までに有人月探査が実現できるかどうかは未知数だ。

アポロ計画で科 学面で何らかの有益な貢献が得られたかに付いては英科学雑誌「ネイチャー」が、過去3年間に論文の掲載が認められた第一線の研究者800名を対象にアン ケート調査を実施したが、そうした第一線の研究者であっても、有益な貢献が得られたと答えたのは半数にしか満たなかったのが実状。

スペースシャトルはコンセプト事態が失敗、国際宇宙ステーション計画も2016年で終了となる可能性が高まるなかで、第二次世界大戦後、人類が追い求めてきた有人宇宙旅行への夢も、そろそろ成長の限界が見えてきた格好だ。

CO2埋め合わせ、携帯使い簡単に ANA乗客向け制度

CO2埋め合わせ、携帯使い簡単に ANA乗客向け制度

 全日空(ANA)は、飛行機の利用客が搭乗距離に応じて、国内の森林育成に自主的に少額の資金援助ができる制度を9月から導入する。携帯電話を使った全く新しいシステム。参加は任意だが、利用客に相応の負担をしてもらい、環境活動への参加を促す。
 飛行機の移動で排出される二酸化炭素(CO2)を、環境活動にお金を出すことで「埋め合わせ」する。カーボンオフセットの一種だ。9月10日から羽田と 札幌、大阪(伊丹)、福岡、沖縄を結ぶ主要4路線で試験的に始め、10月から国内の全路線に導入する。国際線は利用状況をみて検討する。
 利用者が空港の搭乗口に掲示された2次元バーコードのQRコードを携帯電話で読み込むと、利用距離に応じて画面に費用などが表示される。指示に従って数百~数千円をクレジットカードで支払えば、北海道や高知県の森林育成事業に役立てられる。
 交通や輸送分野では多くのCO2を排出するため、各社はマイナスイメージを振り払おうと環境活動に懸命だ。航空会社も機内食器の軽量化や飛行方法の省エネ化などを進める。だが、旅客を巻き込んだ取り組みは、欧州などに比べて遅れていた。
 オフセットは日本航空が2月に導入したが、パソコンによる手続きが必要なうえ、なじみも薄く、利用が伸び悩んでいた。
 そこで、携帯電話を使って搭乗システムを簡素化することに成功していたANAは、今回も携帯電話に着目。参加は任意だが、空港での待ち時間を利用できることから、多くの利用を見込む。
 国土交通省は「携帯電話を使ったシステムは、参加しやすさを高めるうえで画期的。鉄道やバスなどにも応用可能で、オフセット普及のきっかけになる」と期待している。(佐々木学)
 〈カーボンオフセット〉日々の生活や産業活動で出るCO2を金額に換算して森林保護などの環境活動に充て、環境への負荷を減らす仕組み。CO2の 排出は完全にゼロにはできないため、当事者一人一人から少額ずつ集めた費用で埋め合わせようという考え方。世界的に広まりつつある。
2009年8月3日3時0分 朝日

2009年8月1日土曜日

心に留めておきたい”30”言葉 3/3

心に留めておきたい”30”言葉 3/3
 ちょっと間が空いてしまいました。3回目、最終です。

*何でもとことんやると自分らしくなる
*どんな時でも手法は百万通りある
*商品に魂が入ると作品になる
*すべては自分で選んだこと
*無駄な努力はない、成果は出ずとも成長している

*決意とはいかなる困難をも受け入れること
*信用とは努力である
*限界は自分でしかつくれない
*今までより、今から
*大変とは、大きく変わること