2015年8月24日月曜日

電磁波から生命探る

木星探査、日本の技術で…電磁波から生命探る
ガニメデ(NASA提供)
 総務省所管の情報通信研究機構(NICT)が開発した電磁波観測技術が「欧州宇宙機関」による木星圏探査に採用されることになった。

 木星の衛星「ガニメデ」の大気の組成や表面の氷の状態を調べ、生命体の有無などを探る重要な役割を担うことになる。
 欧州宇宙機関は2022年に木星圏探査機「JUICE(ジュース)」を打ち上げ、探査機は30年に木星周辺に到達する予定だ。この探査機に、NICTの笠井康子主任研究員(地球惑星観測学)らが開発したテラヘルツ波観測技術が採用される。

 物質が出す微弱な電磁波をキャッチし、物質の種類や状態を特定する技術で、日本は大きく先行している。同技術が惑星探査に利用されるのは初めて。両機関の開発者同士が8月中にも協定書を交わす。20150824 1431分 読売

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